クローサー(2004)のレビュー・感想・評価
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『俺は娼婦扱いか!!』この言葉でこの映画は最低のク◯映画。
人物設定がス・ト・リ・ッ・パ・ーなら裸くらい見せなきゃ。
オヤジの目線のつまらないお話。まだ、1時間も観なけりゃならない。
どうせなら、ハードなコアにすれば良いと思うけどね。
浮気に哲学はいらない。
主人公の頭の禿げかけたク◯俳優は、婚約間近に浮気して、破談になったそうだ。まぁ、どうでも良いが、勘違いする俳優はどの国でもいるようだ。
あ!『卒業』の監督なんだ。なるほどね。薄気味悪い映画で、薄気味悪い演出家だと確信がもてた。
セリフが秀逸!
クスッと笑ってしまう様な、四人のセリフのやりとりに引き込まれる。
特に、ナタリーポートマンの生意気で潔い役柄やストリップシーンは美しい!物語が進むにつれて髪型も姿も服装も変わるが、レオンの子役を彷彿させるボブカットが本当に懐かしい。
ジュリア・ロバーツの役柄にあまり魅力を感じないのが残念!旦那や浮気相手と嘘を重ねてねじれていく関係には、おいおいと突っ込みたかった。恋愛において、相手が傷付くと分かってて本当のことを言うってことは、結局自分が楽になりたいからって思っちゃうし。自由過ぎかなぁ…。
今の恋愛にちょっと刺激が欲しい人、美しく成長したナタリーポートマンを観たい人にはオススメの一本!!きっと観た後、自分も誰かを思い切り好きになりたい!と思うハズ。
アソコが濡れてきたわ、と言っても燃えない?
映画「クローサー(2004)」(マイク・ニコルズ監督)から。
ジュリア・ロバーツ扮する「女性写真家」をはじめ、
小説家志望のジャーナリスト、医師、アメリカから来た女性ストリッパー、
主人公の4人がロンドンを舞台に、いろいろな場面で絡み合うのだが・・。
多く残されたメモから、どれを選ぼうか迷ったが、
やはり、読者の反応を意識することなく、自分の気持ちに向き合って、
一番インパクトのある会話を記憶に残したい。
それは、女性からのエッチ(セックス)へのある誘い文句。
「アソコが濡れてきたわ、と言っても燃えない?」
いくら正義感ぶった男であっても、たぶんこの台詞にはかなわない。
たしかに「据え膳食わぬは男の恥」の時代は終わったけれど、
女性とふたりきりになって「アソコが濡れてきたわ」と言われ、
興奮しない(燃えない)男は、たぶん、いないと思う。(笑)
「あなたに抱いて欲しいの」みたいな直接的な表現ではないけれど、
男の脳は想像を膨らませ続けて、我慢できなくなるに違いない。
物語でも男は「そう言われればね」と認めてしまう。
映倫区分(R15+)の指定だと知りながらも、興奮したから気になる一言。
そんなこと言われても、燃えない男なんて男じゃないな、
そんなことを感じながら、メモの整理をした。
「子どもは欲しい?」「ええ、今日じゃないわよ」の会話も笑えたし、
「君のあそこの味は?」「天国の味」と、メモの多くがシモネタなのに、
イヤらしさを感じなかったのは、俳優たちの力なのか・・
大人の映画ってことなのかなぁ。
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