劇場公開日 2005年5月21日

クローサー(2004) : 映画評論・批評

2005年5月13日更新

2005年5月21日より丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にてロードショー

「わかるわかる」?それとも「死ぬまでやってれば」?

誰かが誰かに恋をして、誰かを裏切り、誰かが傷つく。今も昔も世界中で繰り広げられる、恋愛模様。韓流ドラマではこれに交通事故と出生の秘密がからむのだが、この映画はしょっぱなこそ交通事故で始まるものの、英米オールスター・キャスト。ロンドンを舞台に、あくまでリアル&スタイリッシュに決める。

といっても、ここでいう“リアル”はちとクセモノで、登場する男女4人の関係は「こんなのあり?」というくらい目まぐるしく変容する。作家志望の新聞記者が元ストリッパーと出会うなり即同棲? やがて美人フォトグラファーに惹かれるが接近ならず、ネットを通じて彼女ととある医師を接近させてしまい……と劇的にもつれるのだが、元はといえばヒット演劇の映画化。男女がより接近し(クローサー)本音を語り始めると関係が壊れ、ほかの異性に近づいてしまうという恋愛の性(さが)を一種、象徴化させているのだろう。

「わかるわかる」と共感するか、「死ぬまでやってれば」とあきれるか。赤裸々トーク全開の4人中、いちばん品性を保っているのがナタリー・ポートマン演じるストリッパーというのも皮肉。さすがアミダラ!?

(田畑裕美)

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