劇場公開日 2005年5月21日

「セックスシーンなき下世話会話の断続描写から客は何を読み取り何を感じるのか?」クローサー(2004) resuwisshu311さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0セックスシーンなき下世話会話の断続描写から客は何を読み取り何を感じるのか?

2022年2月8日
PCから投稿

最初から非連続的な飛び飛び場面の羅列という感じで???という不可解な印象。
どうやら男女4人組の不倫性交後における「正カップル同士」或いは「不倫カップル同士」、そして「恋敵同士」の会話劇、その喜怒哀楽の表現、力の入った芝居の有様を描写したかったようだ。

まぁそれはいいとしてもやはり展開に連続性がないのと、諍いの原因となるセックス場面が欠落しているものだから(別にそれが見たいわけではないが・・)、有名俳優陣がどれほど力を入れて泣こうが喚こうが叫ぼうが絶望しようが、こちらはキョトンとさせられるばかり。

パッケージには「最高のキャストが絶妙の演技で魅せる大人の恋愛ドラマ」とあったけれど、確かに本作品は「ある種の大人」でなければ、内容に込められた【微妙な機微】を感じ取れないのかもしれない。

一つだけ収穫。
ナタリーポートマンは貧乳とされており、女優友達からからかわれたりしているそうだが、本作品で胸を露わにすることはなくても普通の胸の大きさと別に違和感は感じなかった。でもあれかね、やはり欧米的には貧乳ということになるのかね???と不思議に思いました。以上

resuwisshu311