「在日コリアン版『ゴッドファーザー』?」血と骨 RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)
在日コリアン版『ゴッドファーザー』?
気性が激しく荒く狂暴で獰猛、人間と言うよりケダモノ、そんな在日コリアンの男を、たけしさんが演じています。
戦後の在日コリアンと集落は、わりとイメージどうりに描かれていて、
性と暴力、屠殺が行われ、もがきながら必死に生きる人達。
40代以上の方は分かると思いますが、
昭和の日本家屋に、ズラを被って棒を振り回し暴れる、たけしさん…
他人の口にムリヤリ食べ物を押し込んだり…
いや『ひょうきん族』で、やってたコントじゃん(笑)
シリアスなシーンでも、昔のコント思い出し笑えてしまう(笑)
終始コントがダブってしまい、笑いながら観てました(笑)
だめだ、笑えてしまう(笑)
日本に移民してきた、本能的に動物的に貪欲に成り上がっていこうとする、ある在日コリアンの一生を描いた映画です。
他の方も言われてますが『ゴッドファーザー』を思い浮かべました。
キャスティングも、いいです。
胸クソ悪いけど面白い…
面白いけど胸クソ悪い…
なので、減点(笑)
厳しめの3.5。
75~80点ぐらい。
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