さらば、わが愛 覇王別姫のレビュー・感想・評価
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・中国史に興味があったので楽しみにしてみた ・シネリーブル梅田マナ...
・中国史に興味があったので楽しみにしてみた
・シネリーブル梅田マナーの悪い客(音ビニールカサコソ)3時間 受付の人に上映後苦情同情してくれて言ってよかった
・中国文化の厚さしょっぱなからすごい(芸人千鳥の大悟のような子供たち人人人)でもこの監督チェンカイコ―(撮影監督チャンイーモウ)二人とも(中国第五世代)文革の時に青春時代を送り父母や上の世代を否定し下放で労働また戻って体制側(共産党) 彼らに筋など期待しては無理なのだ 彼自身混乱のただなかにいるのだから(アル中カサヴェテスの千鳥足のように 最後はイメージビデオのようだった) 彼らの作る映画のあらすじはちょっと眉唾物として距離を置いてみること ただ彼らの作る画面から出てくる文化を楽しむ
・ブログ素人の映画館感想サイトあてにならない 袁世凱自身だと勘違いしてる 同姓だが別人だろう
・レスリー・チャンよりももう一人の男チャン・フォンイーに惚れた 芸人パンサーの尾形みたい 愛情深い男そのもののような役者さん 違う映画で曹操役してる!似合いそう
・すごい中国の文化の中で京劇はかなり底辺の娯楽のような でも劇の中で評論家いる 役者から煙たがられている存在
・愛とは重たい物 重い女は嫌いってことは好きじゃないということ 好きだったら重さが嬉しいし負担に感じない
マイ・ベスト・ワン。それぞれの愛の行く末に胸を打たれる
マイ・ベスト・ワンの映画が、製作から30周年、レスリー・チャンの没後20年ということで4K版が公開、となったら観に行くしかない。
4Kはそこまで鮮やかという印象ではなかったですが、109シネマズプレミアム新宿で鑑賞したこともあり、音響が美しく、銅鑼の音が響いたときには感動で鳥肌が立ちました。
幼少期の頃から折檻が当たり前の厳しい稽古を重ね、京劇の大スターとなって、もはや演じることでしか生きられない程蝶衣と段小樓。
そこに襲いかかる第二次世界大戦、文化大革命と近代中国の大きな歴史のうねりの中で翻弄される主人公たちの生き様と、それぞれの愛の行く末、人間の強さと弱さに胸を打たれます。
蝶衣のレスリー・チャンが妖艶で儚げで、とにかく美しい。何かが憑依しているような、神がかったような演技。
何度見ても素晴らしい映画。映画館で観ることができて本当に良かった。
暴力と芸
紛れもない傑作。
20年ぶりに見ました。その前に一度見ているので三回目です。しかしスクリーンで見たのは今回が初めてです。
20年前はレスリー・チャンの死去に際して、追悼の気持ちで見ました。
蝶衣の小楼の関係や、京劇という伝統芸能を中国の激動の現代史の波の中に置く重厚なストーリーに目を奪われがちですが、久しぶりに見て気づいたのは、これが「芸」とさまざまな暴力にまつわる話だということです。
師匠からの体罰に始まり、戦争や文化大革命へと、暴力が形とスケールを変えながら主人公たちを取り囲み続け、それが「覇王別姫」のストーリーと融合し(ラスト近く、まさに「四面楚歌」という場面に至る)、最終的には自己への暴力に集約されてしまう。
それは同時に蝶衣が虞姫に真に成り切る瞬間でもあり、
いわば彼の「芸」の完成の瞬間でもあるという、なんともやるせなくドラマチックな展開と演出です。
12月にブルーレイも出るということですし、今後も何度でも見直す作品になると思います。
しかし、この映画でも「戸田語」にはげんなりします。どうにかしてほしい。
引き込まれ過ぎてあっという間の3時間‼️
【2023/10/12✩⃛初回観賞】 評価:4.2
【2024/09/14✩⃛2度目観賞】 評価:4.2 ➡︎ 4.2
心から信頼し愛した男だったらば、あんな風に自分を裏切り、器の小ささを見せてきたとしても11年経ってもまた会いたいと思うもんなんだろうか……最後とゎいぇ。
そんなになるまで愛し抜いてみたいゎ〜
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『因果応報』……
それにしても目まぐるしく『移りゆく』時代を『伝統的で変わらない』京劇の観点から捉えるという非常にわかりやすくかつ美しい映画だったー✨✨✨
人間の心の弱さだったり、普遍的なもの、不変だと信じていたものにあっさり裏切られることもあるということ、自分が変わらなくとも外部要因が変わるだけで立場が大きく変わることがあること、その最たるまのが戦争なんだということ。今話題のジャニーさんみたいなご老人が出てたり、覇王がイノッチと坂本くんに似ていたり、見所は他にも様々😂
レスリー・チャンって初めて観たけどお化粧後の姿があまりに麗しくてビックリしちゃった💛中華の歴史をもっとちゃんと知っていたらより一層理解が深まったのかな〜。『人肉を軍用犬に食わせる日本兵』とか💦💦💦
惜しむらくは
母に捨てられ京劇の養成所で育った小豆子。彼が生き抜けたのは石頭がいたからなのだ。時には庇い時には泣きながら叱咤してくれた彼なくしては、そして京劇なくして小豆子には生きる意味がない。
この覇王別姫を貫いたのは、一振りの剣でこれさえあれば虞美人は自刃せずに済んだかもしれないといういわくのあるもの。この剣が、石頭を想う小豆子の運命を翻弄する。小豆子は女形として心も女にならなければならない。そうして成長した蝶衣は小樓(石頭)を愛しているしかけがえのない存在としてみている。しかし情愛の関係が成立するのは舞台でだけなのだ。蝶衣は自分の恋情を隠しただ指をくわえ見続けることしかできない。なまじ親しい近い存在なだけのほとんど罰を与えられているかのよう。
蝶衣の叶わぬ恋情の50年ではすまないのがこの作品の深さだと思う。世が世なら切ない恋の物語で済んだかもしれないが、時代が彼らにそれを許さない。日中戦争、国共内戦、共産政権樹立、文化大革命と時代と権力に翻弄され、裏切り、憎しみ、怒りを抱きあい、そして京劇すら奪われていくことになる。
この映画は、覇王別姫という王と愛妃の悲恋という劇を演じる蝶衣と小樓が描かれるが、それを演じるのはレスリー・チャンとチャン・フォンイーという俳優なわけで、ここがちょっと個人的には思うところがあって。レスリー・チャンのチャン・フォンイーについての発言を聞くと、香港と中国の俳優という価値観や演技スタイルの差もあったのかもしれないが、レスリー・チャンにとって小樓を愛する演技に微塵の影響もなかったのだろうかと。レスリー・チャンが雑念なく蝶衣になれるキャスティングで観たかった気がしてしまう。濃密な原作を踏まえた素晴らしい映画なことは言うまでもないので、そうであればもっとすごいものになったかもしれないなと。
二人の年月を大雑把に語る小樓と訂正する蝶衣が切なかった。最後の舞台のために、蝶衣は十分生きたとも言えるのかもしれない。
欠点のないのが欠点!?
コレは驚いた。
脚本、役者、映像表現全てが融合していて、
タイトルの評価となった。
名ばかりの中華民国(北洋軍閥支配下)の北京から、文革終了までの動乱の時代、そこを生きた京劇役者の話しといえば簡単だが、そうはいかない。長回しこそないが坦々とした映像表現、古典的なライティングや場面変換方法。今の流行り言葉でいうと完璧な伏線回収。とにかく上映中は画面と音声に釘付けとなった。米アカデミー賞を貰わなかったのが不思議である。
中国映画の致し方ない特徴として、映像表現における政府当局との腹の探り合いがある。
主題の男色や、侵略者、漢奸狩り、新中国成立後の絶え間ない政治闘争…。表現にギリギリのせめぎあいがあったものと思われる。それらを含めて見事に映像作品として破綻せずにまとめ上げた手腕はなかなかのもの。人に「面白い映画を見たい」と問われたら、本作を真っ先に挙げるだろう。日本軍の行儀の良さを褒めて問題になるシーンがあるが、日本にも歌舞伎や初期の無声映画では女形が存在するので、日本人も行儀よく受け入れたのだろう。
逆に中国の諺「良い鉄は釘にならない(良い人物は兵隊にならないの意)」を具現する、国民党軍の無秩序、紅軍の野暮さにはアーティストとしては耐え難かったのだろう。
チェン監督の最近の日本公開作は朝鮮戦争モノばかりだが、早くまたこのような文芸歴史大作が撮れる様になるのを願うばかりである。
愛憎の50年史
第46回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(4K修復版,字幕,レンタル)。
原作は未読。
レスリー・チャンの存在感に惹きつけられっぱなしの濃密な2時間51分。時代の流れに翻弄された愛と憎しみの50年の物語は、壮大な叙事詩的感動を齎してくれました。
背景となっている中国の歴史の知識が殆ど無かったので(特に文化大革命の部分)、もし知っていたらより深く物語を理解出来たかもしれないのにと思うと悔やまれます。
[余談]
小楼役の俳優、どこかで見た覚えがあるなと思ったら、「レッドクリフ」の曹操でした。今もあまり変わらないなぁ…
※修正(2024/04/13)
30年ぶりに見て更に感動した 画質は普通
1994年、大学生の頃に見た当時は初めて触れる京劇の魅力とレスリー・チャンの美しさにただただ引き込まれた。あれから30年。仕事の駐在で、習近平政権下の中国で数年間暮らした。ただの明るいひょうきん者と思っていた中国人が、じっくり話してみると文革で全財産没収され飲まず食わずの子供時代を送り身内を殺されていた過去を持っていたり、私自身も外国人という理由で駐在中は四六時中、公安に尾行されたりという体験をした。21世紀の今でさえそうした現実に直面することを知った上で、改めてこの作品を見ると、胸にせまってくる苦しさ、辛さ、かなしみが圧倒的に違った。 また、中国で暮らしてみて、中国人と言うのはその時その時の湧き上がる感情を優先した行動を取り、時にそれは日本人には理解し難い矛盾に見えるが、本人たちは決して裏切ったとか見捨てたとか思ってるわけではない、というのを肌感覚で理解(注:共感ではない)したので、その感覚を持って見るとこの作中の登場人物達の行動も気持ちもとてもすんなりと入って来た。 この先の人生でも、定期的に繰り返し見たいと思った。 リマスター版だが、画質はそこまで鮮明ではなかった。でもその方がいいかも。
儚くも、たくましい。
学校で習った四面楚歌の漢文は、あくまで「漢文」だった。京劇の特徴的な賑々しい楽器の音色、甲高い流れるような歌声、中国語のリズムと響きで語られるセリフを体感し、生き生きとした躍動感溢れる中国を感じることは、授業の漢文を読むのとは違う魅力がある。煌びやかな赤、赤い、世界観は、やがて共産党の赤に変わっていく。中国の近代史と切っても切れない作品になっている。
レスリーチャンの息を呑むほどの美貌と切ない恋心は、紛れもなくこの作品の大きな魅力であり成功した理由の一つだが、中国という国の歴史を知ることなくしてはその魅力を十分に味わい尽くすことは難しいだろう。私は中国の近代史はサッパリなので、詳しければもっと違う感想になったかもしれない。
そんな中国史をよく知らない人間が精いっぱい想像するに、中国の歴史はいわばクーデターの繰り返しだ。数千年の間、王朝が変わる度に動乱に翻弄されてきたこの国の人々には、一種の諦念のようなものを感じる。作中でも「人にはそれぞれ運命がある」というセリフが出てくる。ただでさえ、あの広大な大地と厳しい自然環境下である。民が生き抜くことは想像以上に過酷だったと思われる。しかしその一方で、だからこそ、何が起ころうと、何としても生き抜こうとする力強さを感じずにはいられない。
思い出すのは、昔、もう数十年前になるが、とある中国人から聞いた話だ。「日本人は桜が好きだが、中国人は梅を好む。梅は2月の最も寒い雪の降る最中に真っ先に咲いて春を知らせる、その香りは生命の逞しさ。花はいつまでも枝にこびりついて、簡単には散らない。最後は全て地面に散った後も、その香りが周囲に漂う。中国人の美意識は日本人とは全く違う」と。(監督のチェンカイコーは北京生まれである)
予想通りのエンディングでも、気付けば自然と目頭を熱くしている自分を発見する。蝶衣たちの人生が、血潮が、その熱をまだ帯びて、確かな存在感を私たちにいつまでも残すのである。
中国人のDNAが覇王別姫で泣けてくるのだとしたら、日本人なら何だろう?平家物語?忠臣蔵か??京劇は高校生の頃に孫悟空しか見たことがなく、アクロバット楽しいな〜くらいしか思わなかった。今ならもう少し京劇の面白さを感じる自分になっているだろうか。
舞台での史上の愛は虚構か否か
軽い気持ちで観に行ったらどえらいものを観てしまった。3時間があっという間でエンドロールが終わってもすぐに椅子から立つことができない。
レスリー・チャンが人間離れした美しさで息を呑んだ。
盧溝橋事件から文革までの時代背景がわかると理解が深まるだろう。「四面楚歌」などの古事の由来も。
生き抜くために権力者に媚びようにもこれだけ為政者がころころ変わるなかで、昨日の権力者が今日の囚人、今日の仲間が明日の裏切り者となりどこまでも翻弄される運命の厳しさよ。
少年たちにほぼ虐待のような訓練や性接待をさせる京劇の世界と、出世してそれを内面化する蝶衣の胸中を思う。
昔、舞台上で恋人たちの役を演じたことがある。相手役が自分に向ける目線が愛する人に向けるそのもので、舞台を降りてこらまたその目を向けられたいと思っても、そこには演じていた役者がいるだけで二度と会えないことを知って寂しくなったものだ。
例え虚構とわかっていても、舞台で史上の愛を知ると現実に帰れないことがある。だがその全てが虚構だったのか。確かにそこには妻であっても、他の何者であっても介在できない関係が存在していたのではないか。
ラストの小楼が蝶衣に向ける目線からそんなことを思う。
圧巻の時代絵巻に圧倒されました。レスリー・チャンの演技や美しさに息を飲みました。
やっぱ、凄い。映画館で見れて良かった
映画の中で一番好きというより、最もインパクトが有り印象に残っている作品がこの映画だと思います。自分の映画の指標、基準になっているのかもしれません。
一つの映画の形として「映画ってこういうものだよね。」って思います。
張り詰めた画、上手い役者、音楽、脚本、構図、演出。それらが自然と映画への集中を強いります。どこからともなく湧き上がる緊張感が半端ないです。
この作品を見て思うことは「緊張感は人の目を釘付けにする」です。
3時間弱という時間を余り感じません。完成度が凄く高い作品だと思います。そして今回鑑賞して構図の妙、演出の巧みさを再認識しました。
今だに分からないことだらけですが、今よりもっと気づきの少なかった昔の自分も、こういう洗練された巧さを何となく感じていたからこそ、とてもこの作品に惹かれ、今でも印象に残っているのではと思いました。
そういうもの上に、矛盾や愛憎に振り回される弱い存在である人が、理不尽で不条理な世界に抗えず流されながらも生きて行きていく、辛さ、切なさ、悲しさをとても印象深く丁寧に描くチェン・カイコーはやっぱり凄い監督だと思いました。
この映画は今向きではない作品だと思います。なんせ不親切。時代背景などある程度の知識を持っていないと、何でこうなっているのかが分からないです。それをほとんど説明せずにどんどん進んで行きます。ですが映画自体の持つ力が、とてつもなく強いので、分からないながらも、どんどん映画に引き込んでいってくれます。
昔、知人にこの映画をオススメをしたら「よくこんな映画観るな~。これ勧めるって、やばいちゃうんかと思った」って言われたのを思い出します。そんな決して万人受けする映画ではない映画です。ですが、とても良い素晴らしい作品だと思います。本当に。
あと、池江璃花子を初めてテレビで見た時に「この人、何か見たことがある」と思ったのは、少年期の小豆に似てるからやったのか~と思いました。
レスリー・チャンが存命ならどんな役者になっていただろうと思うと切なくなります。
レスリー・チャンの美しさに惹かれ、まさに歴史に翻弄される
タイトルから、ラストエンペラーのような壮大な話かと思っていたが、時代に翻弄される部分は共通してはいるものの、より個人に注目があたった作品であった。
なによりレスリー・チャンが魅力的である。劇中の人々がみな惹かれるように、観客もその姿に釘付けになる。
役者は私生活との区別がつかなくなると言うし、レスリー・チャンも自死を選んでしまったが、その構造が作品にも表れている。だからこそ作中の京劇も魅力的にうつっているし、この映画も目が離せない。
映画、表現というものを改めて考えさせられる作品である。
また、京劇というものをよく知らなかったが、その魅力と中国の近現代史における扱いを身近に感じることができた。
2023年劇場鑑賞85本目
この重厚感 唯一無二。
レスリーチャンの一挙一動に魅力された
京劇養成所に入れられた小豆子。母に容赦なく捨てられたことから愛に飢えていたのだろう。だから、常に助けてくれる石頭への思いは慕うことだけでなく愛情へと変わるのも無理はない。
養成所でのあまりのスパルタっぷり、洗脳に近い上下関係は今では大問題。
スターとなった二人だが、恋敵のコンリーの登場と時代の変化に翻弄される。
レスリーチャンの妖艶さは異常。小豆子は役に取り憑かれていると言われるがレスリーチャン自身が取り憑かれているように感じた。
小豆子の視点で見てたから、コンリーに対して略奪婚しやがってとぇとヘイトが溜まっていった。しかし観ているうちに小豆子の脆さに寄り添う姿も見せ、一番人間らしくて最後は好感が持てた。
文化大革命での京劇の弾圧によって屈する姿は見ていてあまりに悲痛な気持ちになった。
激動の時代に翻弄されたどり着いたラストは役に生きた小豆子を見事に表現していてさすがと思った。
ちょっとシーンが急に変わってぶつ切りに感じてしまう部分もあったが、観て本当に良かった!
京劇を初めて知りました
中国を舞台にした京劇俳優の半世紀の生き様を描いた物語。レスリー・チャンの妖艶な映像が印象的で激動の歴史を感じる作品。京劇はこの作品で初めて知りましたが個人的には内容が理解し難く残念ながらこの作品を良さを感じる事が出来なかった。
2023-129
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