劇場公開日 2006年9月30日

「複雑な感情にさせる作品」カポーティ 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0複雑な感情にさせる作品

2015年2月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

この監督は好きだな。

自然と感動してしまう監督。役者のおかげもあるが、見せ方も良い。

フィリップシーモアホフマンの演技にはとにかく脱帽。改めて合掌です。

作品自体も嘘をつきながらの友人関係という複雑な気持ちがあります。終盤の刑執行はリアルでちょっとゾッとした。これは確かに鬱に近くなるわなのラストがとにかく悲しい。

最後の文も悲しい。

淡々としすぎたのは否めないが、よく出来た作品。

印象に残る秀作。

作品に向き合うゆき平