「究極のナルシスト」ブラウン・バニー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
究極のナルシスト
久々に観たけれど嫌いになれない映画です。
当時、付き合い始めたばかりの彼女と劇場に観に行って終盤のシーンで気不味い思いをした記憶も!?
とにかく女々しくて特に二人目の女性とのシーンは気持ち悪くて身震いしてしまう異常さ。
バド・クレイはギャロ自身を投影しているとしか思えない素で演じてる!?
マジにC・セヴィニーに恋心を抱いてたらしいギャロに引きマクりだし劇中でも存分に活かされていて引きマクりも全開に"俺!"を見せ続ける自意識過剰とも取れる完璧主義にハマってしまう。
ギャロのファンや「バッファロー66」を好んでいたりM・ヘルマンの「断絶」を観ている輩に合っている。
JAZZからフォークと相変わらず素晴らしい音楽センスに登場する女性がデイジーも含め70'sな風合いなのも面白いしお世辞にも可愛くない!?
後、10年位したら名作の仲間入り?はしねぇか。
コメントする