「悲しい兄弟の物語」ブラザーフッド 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
悲しい兄弟の物語
先のシルミドの1200万人の記録を抜き、1300万人を動員した映画。朝鮮戦争が舞台の映画である。シルミドは史実に基づいた映画であったが、こちらはフィクション。とは言っても、実際に、親・兄弟が南北に分かれて戦ったと言う事件はおきていたので、あながち完全なフィクションとも言えない。
戦闘シーンの描き方が、半端ではない。欧米系の戦争映画では、それなりにソフトに戦闘シーンは描かれるが、韓国映画の場合はリアル。銃で撃たれるシーンなどが、はっきりと見て取れます。R指定を受けてもいいのではないかと言うくらい。まだ”戦争中”の国であるためなのでしょうか? この映画、韓国軍が捕虜を虐殺するシーンがあったため、韓国軍の協力を得られず、戦車や軍服などは自前で調達したらしい。戦闘機からの機銃掃射のシーンがあるが、こちらの戦闘機はCG。
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