劇場公開日 2003年1月25日

「記憶を失うという、ありきたりな設定、、、」ボーン・アイデンティティー アルさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0記憶を失うという、ありきたりな設定、、、

2020年1月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

怖い

興奮

、、、と思いきや、深い脚本でマット・デイモンの代表作に。そしてシリーズ化の1作目。

自分は誰なのか、何故襲われるのか、何をすれば良いのか、何処に行けば良いのか。身体が覚えている事と、直感を頼りに、少しずつ手掛かりが増えていく。

そして、与えられていた任務とは。その任務は遂行されたのか。属していた組織とは。明らかになっていくと同時に、過去の自分を思い出していく。

重く、殺伐となりそうな物語の中に、何処にでも居そうなヒロイン(?)。このマリーというアクセントをつける事で、ボーンの棲む世界と一般人の世界との違いを、上手く際立たせている。

約20年前の映画とは思えない程の、高いクオリティでストーリーは進む。【M:I】【ジョン・ウィック】にも通ずる様な、アクション、演出は今観ても素晴らしい。テンポも良く、あっという間の2時間。

マット・デイモンをじっくり堪能あれ。

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アル