ブレイド2のレビュー・感想・評価
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ノーマンリーダス祭り
2作目。素敵な相棒かと思ったら裏切りでまさか爆死するとは。たばこ吸ってるのかっこいい。
主人公が能面なのはいただけない。
ギレルモ・デル・トロとロン・パールマンでテコ入れ完璧!
ウェズリー・スナイプスの当たり役、人間とヴァンパイアのハーフのヴァンパイア・ハンター、ブレイドの活躍を描いた人気作の第2弾。
ブレイド対ヴァンパイアだった前作だが、続編となると、さらなる強敵は必要であり必然。
ヴァンパイアをも餌食にする“リーパーズ”が現れ、ブレイドは一時的にヴァンパイアと組む。
一見、二勢力対一勢力の構図だが、腹の探り合いやいつ裏切るか分からないなど実際は三つ巴の攻防である。
本作最大のポイントは、監督がギレルモ・デル・トロである事。
前作はコミックのノリだったが、勿論そのテイストを残しつつ、ダークさをプラス。
またデル・トロらしく、クリーチャー描写に磨きがかかり、下顎を広げて噛み付くリーパーズにニヤリ。
ブレイドとヴァンパイアの女戦士の仄かな関係、ヴァンパイア族の君主とその子らの愛憎、リーパーズにまつわる陰謀など、ドラマ部分も見応えを増した。
マーシャル・アーツにソードバトル、VFXとワイヤーを駆使したアクションも前作以上。
そして、何かとブレイドに喧嘩を売るヴァンパイア戦士のロン・パールマン!
今回強敵はリーパーズの筈だが、ロン・パールマンの存在感はリーパーズより印象的!?
やはりロン・パールマンなくしてギレルモ・デル・トロ映画は成り立たない!
シリーズでは一番面白い。
やっぱり兄貴はすごい
CSつけたらやっていて、うっかり最後まで観てしまった。
劇場公開時にも観ていて、その当時は、映像の格好良さに悶絶したものだったが…。
今(2013年)観ると、あれ?こんなだったっけ?なんだかガッカリ感がジワジワと。
公開から10年の月日がながれ、SFXもVFXもとんでもなく進化したんだなーと思う。
より新しい映像に慣れた目には、当時気鋭の映像も若干古くさく感じてしまう。
間接照明のお洒落なお部屋から、蛍光灯がちらつく侘しい部屋に連れてこられたような、そんな一抹の寂しさが…。
それでも何故か目が離せなくて観続けてると
ああ、この侘しさがイイんだ!かっこいいんだ!と気付く。憶い出す。
お洒落というよりダークでノアール、そしてどこか古くさく懐かしい。それでこそのデルトロか?
ノーマン・リーダス、ドニー・イェンといった脇の俳優陣もチープなダークさを醸し出す。
クリス・クリストファーソンの重みが有るんだか無いんだか分からない重鎮ぶりもイイ。
そしてやっぱりスナイプスの兄貴が突出している訳で。
何年経とうが映像が古くなろうが、そんなのお構いなしで屹立してる感じ。
今も昔も兄貴は兄貴。
兄貴の前では、古いとかそんな洒落臭いことは言ってられない気になる訳で。
やっぱり兄貴についてくぜ!そんな気持ちになりました…。
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