バガー・ヴァンスの伝説のレビュー・感想・評価
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マット・デイモン、シャーリーズ・セロン、ウィル・スミスの黄金トリオ!
ノスタルジーを感じます。
2000年(アメリカ)ロバート・レッドフォード監督作品。
映像も音楽も出演者も皆、美しい。
マット・デイモンもシャーリーズ・セロンもウィル・スミスも。
マットなんかレッドフォードと生写しか?って位美しく撮れている。
少しえらの張った顎と丈夫そうな歯が、レッドフォードによく似ている。
ゴルフ映画です。
レッドフォードの主演作に「ナチュラル」という野球選手を演じた映画があります。
相似したものを感じます。
名作です。
スポーツ映画で、人間ドラマ。
でも半分以上は3人のゴルファーの試合に時間を割いています。
2030年代のジョージア州サバンナ。
ジュナ(マット・デイモン)は、天才ゴルファーとしてサバンナの誇りでした。
しかし参戦した第一次世界大戦で心に傷を受けて、妻のアデールの元へ帰らず放蕩生活を送っています。
南部イチのゴルフコースを作ったアデールの父親。
そのゴルフコースも、大恐慌後のサバンナでは休眠状態。
娘のアデールは起死回生の一手を打ちます。
有名ゴルファーのタイトルマッチを企画するのです。
そこへサバンナの人はジュナの参戦を願うのでした。
ゴルフ好きの可愛い少年・ハーディも、もちろんその1人です。
そしてジュナは、ようやく重い腰を上げてゴルファーにカムバック。
美しい林と川のゴルフコース。
グリーンが目にも鮮やか。
ゴルフコースは本当に美しいですね。
36ホールを2日間。
合計72ホールも戦うんですよ。
(忘れてましたよ。)
バガー・ヴァンスとは、ジュナのキャディーを五ドルで引き受ける男の名前です。
演じるのは軽妙なウィル・スミス。
(本当にこの男は実在したのかしら?もしかしたら想像状の架空の人物かも?)
最初は調子の出ない長いブランクのジュナ。
バガー・ヴァンスのアドバイスが効きます。
スウィングを左右するのはちょっとした気持ちの揺れ。
失望から自信を取り戻し、過信してまた失望。
本当に自分との闘いです。
バガー・ヴァンスの退場シーンが素敵でした。
夜も更けて、ゴルフコースを照らすのは多くの車のライトです。
そして3人のラストショット。
失意のゴルファーのカムバック。
気持ちのいい映画です。
少年ハーディの老人になった姿をジャック・レモンが演じているのも嬉しいプレゼントですね。
レッドフォードは監督としても一流ですね。
「食わず嫌い」はよくない
愛する Will Smith の出演作の中で唯一、なぜか見るのを躊躇し続けていた作品。
想像とは全然違う内容・作風で、エンドロールが流れて初めて、レッドフォード監督作だと気づいた。
『リバー・ランズ・スルー・イット』的な空気もありつつ、重くもなく、軽くもなく、なんとなく真理を織り交ぜつつ。
うまく表現できないけど、想像してたよりはずっと良かった。
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