戦場のアリアのレビュー・感想・評価
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今日は⭐️Xmas🌲🎅🦁何を言いたいかと言うと
1916年、第一次世界大戦、ヒトラーはいない。
冒頭アルザス地方が出て来るから、
教科書にもあったアルザス•ロレーヌ地方。
地続きのヨーロッパだから戦争とかあると、
獲ったり獲られたりの困った地方。
🇩🇪軍のパーティーの場で
慰問目的で来たドイツの歌姫がパートナーと
皇太子殿下の前で歌の披露をしていた。
その🇫🇷領の地
でドイツ🇩🇪フランス🇫🇷スコットランド🏴軍が
戦闘を繰り広げていた。
🏴兵士が、瀕死の兄に別れを告げ逃げて行く。
折しも12月24日クリスマス🎄🤶イブ。
🏴軍の陣営で、
神父様が演奏🎶するバグパイプに合わせ
兵士たちが歌う。
その音色と歌声が🇩🇪軍陣営まで聞こえ、
負けじと先程の男性歌手がテノールで🎵を歌い、
兵士たちがそれぞれ持つXmas🌲を
塹壕の上に次々と並べていくのだ。
その様子を不思議そうに見る🏴兵士たち
テノールの歌声が🏴陣営まで聞こえると、
神父様(どこかで見たなぁと思っていたら、リトルダンサーのパパだった。)が
歌声に合わせバグパイプを演奏する。
🇩🇪と🏴の協調❣️これだけでも素晴らしい。
その後中間地点に出て何やら話し合う🇩🇪🏴リーダー。
その様子を見ていた🇫🇷兵士たち、
口々に喚くのだ、俺ら🇫🇷だけほっとかれている!、と。
慌てて駆け寄って行く🇫🇷リーダー。
何を話し合っていたかと言うと、
Xmas eveの今日ぐらい休戦しないか!?
が議題。
すぐに可決❗️
それぞれの陣営から兵士たちが出て来て交流タイム。
話題は自分の妻の話や写真の見せ合いが多い。
🏴リーダーが兵士たちの家族に宛てた手紙の束を持ち、
歌姫に預ける、
軍よりベルリンに帰るあなたの方が確かだから、と。
🇩🇪リーダーと🇫🇷リーダーが🇫🇷妻のことで、
親密な話。
🇫🇷リーダーは家に帰れず
生まれた子にも会えず性別も名前も知らない、と嘆く。
そうするうちに、
神父様の元に皆集まってミサが開かれることに。
途中、歌姫が美しいソプラノソロ。
戦場とは思えない出来事にウットリ気分の兵士たちだが、
我に返り皆自分の陣営に。
歌姫たちは二人で亡命したがる。
男は兵士だからと残る意志。
翌日、歌姫は🇫🇷大将に頼み込み捕虜に。
手紙も預ける。
🇩🇪リーダーが🏴陣営に来た。
我が🇩🇪軍が爆撃して来るので
ウチ🇩🇪の塹壕内に入って‼️
次は🏴の爆撃、皆で🏴の塹壕内で止むのを待つ。
⚡️✨すンばらしい☄️💫💥
うむ?あの兄を亡くした🏴兵士が何やらしている。
兄を埋葬する穴を掘っていたのだ。
🇩🇪🇫🇷🏴また相談、爆撃が無い今、
死者を埋葬しよう❗️
🇩🇪リーダーが🇫🇷リーダーの妻のことを知らせてくれる。
男の子で、名前もわかった。
戦争が終わったら、家への招待の話までして。
各国それぞれの死者を厚い布でくるみ、
穴を掘り十字架を立てる。
広い土地が多くの兵士の墓場となった。
ーーー日が過ぎーーー
🏴🇫🇷🇩🇪リーダー、それぞれ上官から叱られる。
🏴神父、偉い司祭様から失望した、と叱られる。
この時の司祭の訓示か教示か内容がえげつない。
🇫🇷リーダーを叱るのは実父だった。
渋い顔だったが、孫のことを伝えると喜んでいた😊
実話に基づく作品。
🇫🇷🏴🇩🇪のリーダーや兵士のというか、
人々皆の気持ちは、
戦争なんかしたくない。 です。
ああ無情
いつも争いの映画を観ると思ってしまう。
どうして殺しあわなくてはならないのか?答えが出た試しない。
実話を基にした映画だそうで。
日露戦争当時も日本兵とロシア兵が遺体を収容しながら和やかに会話することがあったそうだ。お互いの顔が見えた時代の戦争だった。
ということは、敵も人間だと認識しながらの戦いということになる。
どれだけ恐ろしいか。どれだけ背負うものが大きく感じることか。
また、わかりあえる相手にもなっちゃうわけだ。
ましてやこの映画では言葉は違ってても同じ神を信じて同じ賛美歌を歌う同士だ。神に疑問を感じたっておかしくない。同じ神の子で何故争わなければならないのか?敵と味方と何が違うっていうのか?
神がいるのなら是非答えてほしいと思ったことだろう。
敵将校の子どものことを、将校に教えようとして撃たれるものがいる。
これは悲しいだけじゃあない。死んだ兵士の母親はそのことを聞いたらいったい何を思うだろう。
現代はスイッチ一つ、ミサイルで何十万、何百万という人間を殺せる。
人間の命の感覚は、この映画当時より軽くなっている。
ダイアン・クルーガーはドイツ人
第1次大戦時のクリスマス、前線の兵士たちが休戦し、敵味方を超えて友情を育んでいたという実話の映画化。
戦争映画で敵味方が通じ合うという物語はよくあるけど、これは実話だということに加えて、彼らはヒーローでもなんでもない、一兵士たち。その集団が片言の外国語で挨拶を交わし、酒を酌み交わし、歌を歌う姿は素朴であるがゆえに、戦争の愚かしさを訴えるには十分といったところ。
そんな彼らは当然、クリスマスの休戦が終わっても再び銃を向け合うことはできず、軍の上層部からは厳しい処分を受けるわけだけど、そこには悲壮感というよりも、“人間”であることに誇りをもつ前線の兵士たちの潔さと、戦争という行為の虚しさが同居した不思議な味わいが…。
重要な役割を果たすオペラ歌手の歌声が、明らかに吹き替えなのがバレバレで、若干興醒めしてしまうのが残念ですが……。それにしてもダイアン・クルーガーってドイツ人だったんだよなと改めて思い出した作品でした。フランス映画界から出てきた人だから、ついそう思いがちですが。
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