青い春のレビュー・感想・評価
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間違いない。
同監督の最新作に(悪い意味で)衝撃を受けたので、本当に青い春を撮った監督か?むしろ青い春が凄く良かったのが記憶違いなのか?と疑問が湧き、10年ぶりにDVDにて再び鑑賞。
いや、間違いなく良かった。
当時の松田龍平の絶妙な危うさを改めて認識。
現在の松田龍平ファンの人にも是非観て欲しい、外せない映画。
観てしまった・・! 衝撃でした。
観てしまった・・!そんな気持ち。衝撃でした。
2001年の作品。男子高校の屋上に吹き溜まっている不良グループの物語。
とにかく重苦しい閉塞感、行き詰まり感。そして止まらない暴走。
群の中の"個"の描き方が凄く上手いと思いました。暗い疾走は寂しい心が、欲しいひと言を探してのことなのでしょうか。
そして残されたこの呆然とした気持ちは、虚無感と呼ぶのかも、よくわかんないけど。
キャストは、今観るとなんとも豪華!それぞれの個性がしっかり光っていました。九条役の松田龍平、青木役の新井浩文、存在感は圧倒的でした。
是非!
1度みてほしい映画です。はっきり言いますと暗い映画です。ですが日本故に共感できる映画だと思います。ぐっと引き込まれます。終始学校を舞台にした映画ですがヤンキー映画とは違うあの独特の雰囲気、2回3回と観て味がでてくる映画、こういう映画もたまには良いですよ。3.5は万人向けではないからです。
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