「"しあわせなら手をたたこう"」青い春 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"しあわせなら手をたたこう"
ファルコン高校?の"KEE"こと渋川清彦が最高、そして大柴裕介がシブくて鬼丸との場面も最高、役者を辞めてしまったのが残念。
松本大洋のシュールな短編集を原作に、劇的なエンディングをむかえる豊田利晃の映画監督としての手腕と"THEE MICHELLE GUN ELEPHANT"の「ドロップ」が効果覿面である。
"ミッシェル"の曲が映画で使われたのってショーケンの「JOKER 疫病神」と本作だけ?
まぁ、他の映画で使うのは難しい限りで!?
高岡蒼佑は「クローズZERO」より断然「青い春」での不良役の方が素晴らしいし、新井浩史のコミカルな存在からダークな感じに変貌する演技が良かった。
豊田監督の演出によって皆、素晴らしい魅力を発揮している若き初期衝動、中でも松田龍平の存在感はピカイチで異端な輝きを放つ。
マメ山田が"雪男"を追いかけるシーンに萌える。
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