アメリのレビュー・感想・評価
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フランス映画を観よう会(^^)
仲間と『フランス映画を観よう会』をしよう!と、観ていく中で、最後に観た映画。
当時『ハリー・ポッター 賢者の石』が同じ位の時期に公開されており、比べられるものではない作品を比べる羽目になった💦若い時って、こーゆー不毛な事したりしまして💦
私はフランス映画がどうも肌に合わなかったのですが、カラフルなところや、場面展開がオシャレなところは面白いと興味深く観ましたが、やはり自分の中では『ハリー・ポッター』には敵わなず、眠くなってしまいました。
一緒に行った仲間達は『アメリ』を好きな様で、キャッキャッ大盛り上がりでした。
皆で映画を観に行ったのはいい思い出です😊
映像と音楽にいつまでも浸っていたい。
≪(この映画で)好きなところ≫
★映像センス1:赤・黄・緑を主とした映像の色使い。何気ない景色までもが、一幅の絵画になる。そこに、一点だけ混じる青のキレイなこと。どうして不調和にならないんだ。
★映像センス2:サクレクール寺院の白。そこで行われる宝物探し・鬼ごっこ。気持ちよい。楽しそう。
★凝りに凝った室内意匠。赤い寝室で寝れるのか?というあり得ない発想なのに、彩度・明度を下げ、深緑と、赤色光の黄を添え、落ち着いた部屋。重みのある布の存在感、シフォン素材のカーテンとか、すべての映像を語りつくしたくなるくらい。宮殿だって、ここまで凝らないのではと思ってしまう。
★エリザベスカラーをつけた犬の絵と、アヒルの絵。豚さんのランプ。欲しい。
★このシーンに、この音楽!濃すぎるこの映画を軽くしてくれ、印象的。心が躍ってしまう。
★回りくどいニノとの距離の詰め方。でも、とってもわかる。(ニノに一目ぼれしていなかったら、アルバムはもっと簡単に返せていただろう。というか、そもそもアルバムを拾わない)
★残念感を表した、アメリが融けるシーン。心の中で共感の嵐が吹き荒れる。
★アメリがつけているのはオーデコロン?日常の嗜みなのか?真似したくなる。
★骨男との会話。まるで、父との関わりを取り戻しているような。
★冒頭の幼いアメリのやっていること全部。
★ウサギとクマの雲も素敵。
★犬との曲芸(白黒映像のシーン)。
ナレーション × 凝りに凝ったインテリア × 凝りに凝った色調 × クレーンで動かしたような流れるカメラワークなどの、これも凝りに凝った映像 × 変な癖・こだわりを持った登場人物 × 変なエピソード。
『ムーンライズ・キングダム』に似ていて、初めはアンダーソン監督の作品かと勘違いをしてしまった。でも、アンダーソン監督よりも、すべてにおいて、こちらの方が濃い。抜け感までもが濃い…。
コミュ障?なアメリ。
でも、元々は積極的な行動力のある女の子だったのだろう。
変に行動力のある意趣返し。やられたら、必ずやり返す。自分が共感している人への嫌がらせにもとんでもない意趣返し。
青年期になれば、さっさと実家から独立する。引き籠りにはならない。
そもそも、コミュ障で人と関わりたくなくて壁を作っている人が、接客業を選ぶのか?仕事事情が日本と違うのだろうか?学歴がない人が就けるのは接客業くらいなのだろうか?
コミュ障といえど、職場の人間関係はそれなりに築いているし、カフェのお客とも、それなりに。
でも、より親密になろうとすると、回りくどいやり方しかできない。まるで、少女漫画や韓国系恋愛映画・ハーレクイン小説から学んだかのようなやり方しかできない。相手の気持ちを確かめずに、自分の気持ち・やり方を押し付けるだけ。視線も合わせられない。
幼い頃に関わったのは、アメリよりもコミュ障な父と母。仕事上や町内会的な人間関係は何とかなるのだろうが、情を交わすようなコミュニケーションは取れなかったであろう父と母しか、モデルがいない。それでは、こういうコミュニケーションしか取れないだろうなあ。
それが、借家の中で見つけた宝箱を持ち主に返すプロセスで、マドを訪問し、骨男と会話を交わすようになり、少しずつ変わっていく…。
≪(この映画の)嫌いなところ≫
★ラストのキス以外の性的描写。
★健康に害がありそうな意趣返し。(『ピーターラビット』でも思ったが、欧米の悪戯表現て、『トムとジェリー』的カトゥーンのノリなのだろうか?)
★家宅侵入。
★のぞき見。
★独りよがりなおせっかい。
★ストーカー。
★アメリのことを心配はしているが、アメリの聴いてほしい話を聞かない父。
★問診だけで、心電図の検査とかをしないで誤診する医師。
★アメリの気持ちを考えないで、アメリにとって大切なクジラを捨ててしまう母。
★幼い子に理不尽な嘘(しかも、たわいのない戯言ではなく、重い責任)を教える隣人。そのことに悩んでいるアメリに気が付かない両親。
DVDについていた、監督のコメントによると、マドを演じられたモローさんを始め、フランスでは名だたるコメディアンや演技派が揃っているらしい。現場では、笑いを堪えて演技するのが大変だったとも(ex.マドがアメリに、元夫とのことを語るシーン)。ジョルジェットを演じられたナンティさんには「もっと、バカっぽく」と演技指導したとか。
日本では”オシャレ”な映画と認識されているが、元々はブラック・コメディなのだろう。
でも、困ったことに、私にはそのコメディの部分があまり合わなかった。
期待していただけに、アメリのように溶けてしまいたい…。
異国の独特な娘、アメリになぜか共感できてしまう。
悩める若い子にぜひ!
好き嫌いはありそうだが、良い映画だとは思う。
人々の偏執狂的要素がテーマとして底辺にあるようだが、そういう面は誰にでも少なからずあると思う。自分でコントロールできるピンポイントな小さな世界に日々のささやかな満足感を得る。特に若い頃は自信のなさからそうなりがち。怖いから自分を外に向けない。片やこのままでは自分の人生がしれてる、と嫌でも予測する鬱屈した思いがある。昔のある時期の自分をえぐり出されるようで何だかザワザワする。
しかしここでは、切り開いて幸せを掴んでいきなさい、と励ます暖かさもあった。少しずつ変えていけばいい、そして、人との関わりの中にそのきっかけがある、と。
わたし自身は、アメリの一見気の強そうな風貌がやや苦手。それから、作品のユーモアのセンスやユニークな発想は素晴らしいと思うものの、自分には分量過多。でも人によってはこの作品のセンスはドンピシャかもしれない。何より、自分と世の中の関わりに悩んでいる人、特に若い子たちは、少なからず勇気がもらえるかもしれない。
という意味でかなり存在価値がある映画なのでは?と思う。
独特の色合い🌈
デリカテッセンがかなりインパクトあって
その監督の最新作という触れ込みだったので見たんですが笑えて楽しく鑑賞できてやはりこの監督って変なクセあっていいなあってなりました!(エイリアン4の監督にこの後抜擢されるのも納得で4は賛否がかなり分かれたけど自分はかなり好みでした!しかもエイリアンの監督って結構作家性がハッキリと出るリドリースコット、ジェイムズキャメロン、デビットフィンチャー、ジャンピエールジュネって監督を選んでるやつが凄いって話になってきますわ🔥) あと主人公の行動とか実際よく考えたら軽い障害がある人の考え方や見え方を表してるみたいなんですがそれを悲壮的に描いてるのでは無くて楽しく描いているから見終わった後も嫌な気分にならないしフランス映画ってなんかオシャレだなあって🇫🇷なりましたね。
フランス映画好きだ!
DVDゲットシリーズ200円、たぶん。 空想ガールの恋。周りの人々...
アメリ=策士
いたずらを見るのは楽しい
9割以上が変わっている
でも「理想の恋愛相手を見つけるのは、これくらい奇妙な出来事の積み重ねが必要」ということを教えているんだと感じます。
ありきたりな恋愛モノの展開に飽き飽きしてる人にぴったり。でも、ありきたりな展開を欲してる人には最悪な内容かもしれない。
アメリの幸せのお話
人を幸せにする喜びを知り、ちょっとだけ人を幸せにしたくなった女の子アメリの恋のお話。20年前の映画だけどヒットした理由が凄く分かる。
変わった少女のアメリが恋をしたのは同じく変わった少年のニノ。似た者同士惹かれ合う絶妙な演出が素敵。ポップなフランスの情景とユニークな登場人物達と共に話は進んでいく。肝心の自分の事になると1歩を踏み出せないアメリに応援が止まらかった。
アメリの考え方がザ・夢想家という感じで良い。一貫して画面がお洒落で監督のセンスを強く感じる。つまらないと感じさせる瞬間がなかった。コメディとしてもラブロマンスとしても一級品の映画。フランス映画の良い所も悪い所も詰まっている作品。
2025/2/22
人を幸せにするアメリの物語
映画館で一度は観ておきたい不朽の名作でデジタルリマスター版にて鑑賞。ユーモアを交えたラブコメディでパリを舞台にしたおしゃな映像は見どころがありセンス抜群です。主演オドレイ・トトゥのキュートな魅力に引き込まれた。
2024-5
激しめのカット割りやカメラワークも全体として構成されていたので独特...
激しめのカット割りやカメラワークも全体として構成されていたので独特な雰囲気が一貫して取れていたし、すごい勢いで散りばめられているユーモアも一つ一つが手が抜かれていないから、テンポの速さに疲れることなく、情報過多になることもなく、ストーリーにスッと乗っていける感じがした。
物語途中、些細なことで「世界が自分と調和した」感覚が芽生え、なぜだか世界が美しく見える気分がよく表現されていた。またそれが自己完結的なことであるからそんなに長続きするものでないということも。
フランスの恋愛ってオシャレな中2病みたいですね
おフランスの小洒落たラブコメ
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