アメリのレビュー・感想・評価
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フランス映画を観よう会(^^)
仲間と『フランス映画を観よう会』をしよう!と、観ていく中で、最後に観た映画。
当時『ハリー・ポッター 賢者の石』が同じ位の時期に公開されており、比べられるものではない作品を比べる羽目になった💦若い時って、こーゆー不毛な事したりしまして💦
私はフランス映画がどうも肌に合わなかったのですが、カラフルなところや、場面展開がオシャレなところは面白いと興味深く観ましたが、やはり自分の中では『ハリー・ポッター』には敵わなず、眠くなってしまいました。
一緒に行った仲間達は『アメリ』を好きな様で、キャッキャッ大盛り上がりでした。
皆で映画を観に行ったのはいい思い出です😊
主人公の作り込みがなによりも魅力的。
○作品全体
何回かこの作品を見ているが、今までの視聴体験で印象に残っていたのはパリの風景と赤色の鮮やかさ、一風変わった登場人物たちとその紹介の仕方だった。どれもあまり触れたことのないもので、特徴的で、なにより存在感があった。
今回改めて見直してみると、アメリという登場人物の作り込まれ具合に魅了された。
まず彼女が勇気のない女性になってしまった要因の描き方が面白い。父母の教育や心臓病と決めつけられた過去という、アメリが影響された出来事ももちろん大きいが、個人的に膝を打つ要素は両親共に「好きなことが自分の鞄や道具箱を一度出して綺麗にしてまたしまう」だったことだ。これは自己の世界を自分で展開し、それを総浚いし、また自己の世界に大切に格納する行為だ。妄想好きで、他人への干渉も一人で完結させてしまうアメリを一言で象徴するような「好きなこと」だ。単純に遺伝とも言い難いが、そんな父母のもとで育ったアメリであるならばこういうことをするだろう、という筋道が立てられていると感じた。
大人になってさまざまないたずらを仕掛けるアメリ。その行動は奇妙で独特だが、いたずらをする根底には「周りの人が喜んで欲しい、良くなってほしい」と思う感情。コリニョンへのいたずらもリュシアンを不憫に思って始めたことだ。中盤で多くの時間を割く諸々のいたずら自体は破天荒だが、行動の理由が明確であるところに、この作品のキャッチーな部分を垣間見れる。そしてそういったアメリがいたずらする理由の分かりやすさが、アメリという人物を知る上で非常に大事な役割を担っていた。
そして終盤、アメリとニノの「いたずらの攻防」もシンプルに恋する感情の表現に繋がっている。その内容が特殊で、ついそっちに目がいってしまい本質を掴み辛くはあるが、アメリの行動理由に着目すれば「内気な女の子のラブストーリー」なのだ。ただ、その骨組みをカラフルに、大胆に、鮮やかにデコレーションするとアメリという登場人物が出来上がる。
登場人物の作り込まれ方は、骨組みの堅実さと派手な装飾のバランス…これが絶妙で成り立っていた。
○カメラワークとか
・行動理由のわかりやすさ、といえば効果音やカメラワークにも触れたくなる。わかりやすいのはわかりやすいのだが、アメリの行動にはアクションが少ない。アクションは起きる時、そこにアメリはいないか、遠巻きで見ているだけだからだ。そこでアクション要素を強める一因として効果音やカメラワークが使われていた。例えばアメリが電車で移動するとき、電車の音は異常に大きく、カメラは倍速で撮られるうえにブレが激しい。行動そのものは地味だが、この演出によってアメリが隠し持っている情熱の大きさが伝わってくる。アコーディオンの柔らかなメロディと相反した画面がまた情熱の大きさを助長させる。この表現が素晴らしかった。
・作品冒頭のガウスの使い方もオシャレだった。過去の景色のフラッシュバックという意味もあり、暖かい空気も感じる。アメリが懐かしさに触れている、と言った感じだろうか。
○その他
・普段アメリがいたずらするシーンで流れるBGMは「LA VALSE D'AMELIE」。「アメリのワルツ」という意味。ただ、特別なシーン…例えば証明写真機の前にいるニルへ初めて声をかけようとするシーンなどでは「L'AUTRE VALSE D'AMELIE 」、「もう一つのアメリのワルツ」が流れる。アメリの普段の生活では味わったことない感情に触れた時に「もう一つ」の方が流れる。隠されていた感情が表に出てくるような、そんな印象と合致するBGM名だ。
・アメリ役のオドレイ・ドトゥの黒目が結構怖い。ホラーっぽい目線の送り方は奇妙というよりホラー…と感じてしまった。
・レコーダーでジーナの行動を記録するジョゼフがツボだった。得意顔でレコーダーに話しかける姿が気持ち悪くもあり滑稽で面白いキャラ付けだった。
アメリの正体は、陽キャ気質の肉食女子。エゴ強すぎて、女怖い。
日本でアメリを配役するなら、「のん」か「永野芽郁」辺りになるのかしら。
ヨゴレになる前の「沢尻エリカ」もアリかな。
主人公のアメリは、毒親のせいで自分の空想世界に籠もるような性格になった、コミュ障の女性。
メンヘラチックな痛い女性な設定のようにも見えるが、
なぜかフランス映画だとオシャレになるから不思議。
持ち前の想像力とイタズラ心を使って、
あるオジサンに素敵なプレゼントを渡す事に成功した結果、
他人を幸せにする喜びを知る。
以降、周囲の人々の問題を解決したり、小さな喜びを与えたりと、
人々を幸せにする、お節介活動を始めるようになる。
その過程で、ある男性に恋心を抱き、近所の爺さんの助言を借りつつ、接近を試みる。
自分の殻を破り、自身を解放しようとする成長物語。
妄想癖があって自分事よりも他人事、みたいなキャラクター設定は、
私にも要素が重なる事もあり、序盤は親近感を持てたが、
彼女は性根が明る過ぎて、オシャレ過ぎて、
途中から自分の性根の陰湿さとダサさに嫌気が差し、どんどん鑑賞が辛くなってきた。
(ノД`)シクシク
この映画は、ぶっちゃけ、陽キャ向けの作品だろう。
イタズラの発想力とか、大胆な行動力とか、どう見ても陽キャの行動スタイル。
不法侵入してまで他人を幸せにしたり、お仕置きしたり、エゴ強すぎ。無理。こんな女怖すぎて無理。
終盤の恋愛パートなんて、アメリがやってる事を私がやったら、ストーカーで即通報されちゃう。
女性だからって何やっても許されるみたいな風潮、嫌い。
なんで私がオバサンって言ったら糾弾されて、オジサンって言われたら泣き寝入りしなくちゃいけないの?
ねえ、なんで?なんでそうなるの?ねえ?ねえ?
最後の、殻を破ってからの顛末なんて、もはやライオンとか虎にしか見えない。
ラストの、あの勝ち誇ったように笑みを浮かべ、男を抱き抱える姿は、トラウマレベルで怖い。女怖すぎ。無理。
アメリは元々そういう陽キャ気質の肉食女子だった。
先天的気質を毒親が封印してただけ。制御してただけ。
イスラム教が女性に規律を厳しく求める理由が、アメリを見てるとよくわかる。
本質的に陽キャの女性が怖いんだよ。支配されそうで怖い。
だから先手必勝で支配しようとしちゃう。奴隷なるか、奴隷にするかの論理。
あ〜こえぇよぉ〜。オラ、女がこえぇよぉ〜。
(*ノェノ)キャー
ナレーションの言い回しが特徴的だった!!
ナレーションの文面に、俺センス良くね感があり鼻に付きましたが、本編とは直接関係無いように感じました。邦題は「アメリ」ですが、アメリと周りの人たちの日常とお喋りを映すだけで、特にストーリーは無い様に感じました。
映像と音楽にいつまでも浸っていたい。
≪(この映画の)好きなところ≫
★映像センス:赤・黄・緑を主とした映像の色使い。何気ない景色までもが、一幅の絵画になる。そこに、一点だけ混じる青のキレイなこと。どうして不調和にならないんだ。
★映像センス:サクレクール寺院の白。そこで行われる宝物探し・鬼ごっこ。部屋の中の雰囲気が閉じているだけに、この寺院での解放感が気持ちよい。楽しそう。
★凝りに凝った室内意匠。赤い寝室で寝れるのか?というあり得ない発想なのに、彩度・明度を下げ、深緑と、赤色光の黄を添え、落ち着いた部屋。重みのある布の存在感、シフォン素材のカーテンとか、すべての映像を語りつくしたくなるくらい。
★エリザベスカラーをつけた犬の絵と、アヒルの絵。豚さんのランプ。欲しい。
★このシーンに、この音楽!濃すぎるこの映画を軽くしてくれ、印象的。心が躍ってしまう。
★回りくどいニノとの距離の詰め方。でも、とってもわかる。(ニノに一目ぼれしていなかったら、アルバムはもっと簡単に返せていただろう。というか、そもそもアルバムを拾わない)
★残念感を表した、アメリが融けるシーン。心の中で共感の嵐が吹き荒れる。
★アメリがつけているのはオーデコロン?日常の嗜みなのか?真似したくなる。
★骨男との会話。まるで、父との関わりを取り戻しているような。
★冒頭の幼いアメリのやっていること全部。
★ウサギとクマの雲も素敵。
★犬との曲芸(白黒映像のシーン)。
ナレーション × 凝りに凝ったインテリア × 凝りに凝った色調 × クレーンで動かしたような流れるカメラワークなどの、これも凝りに凝った映像 × 変な癖・こだわりを持った登場人物 × 変なエピソード。
『ムーンライズ・キングダム』に似ていて、初めはアンダーソン監督の作品かと勘違いをしてしまった。でも、アンダーソン監督よりも、すべてにおいて、こちらの方が濃い。抜け感までもが濃い…。
コミュ障?なアメリ。
でも、元々は積極的な行動力のある女の子だったのだろう。
変に行動力のある意趣返し。やられたら、必ずやり返す。自分が共感している人への嫌がらせにもとんでもない意趣返し。
青年期になれば、さっさと実家から独立する。引き籠りにはならない。
そもそも、コミュ障で人と関わりたくなくて壁を作っている人が、接客業を選ぶのか?仕事事情が日本と違うのだろうか?学校に行けなかった→学歴がない?人が就けるのは接客業くらいなのだろうか?倉庫番やスーパーのバックヤード、工場の方がコミュ障らしいけれど、オシャレなカフェ(アルコールも出す)の方がフランスらしい。
コミュ障といえど、職場の人間関係はそれなりに築いているし、カフェのお客とも、それなりに。というか、癖強のマダム・店員・客の中でアメリはフォローする役…。
でも、より親密になろうとすると、回りくどいやり方しかできない。まるで、少女漫画や韓国系恋愛映画・ハーレクイン小説から学んだかのようなやり方しかできない。相手の気持ちを確かめずに、自分の気持ち・やり方を押し付けるだけ。視線も合わせられない。
幼い頃に関わったのは、アメリよりもコミュ障な父と母。仕事上や町内会的な人間関係は何とかなるのだろうが、情を交わすようなコミュニケーションは取れなかったであろう父と母しか、モデルがいない。それでは、こういうコミュニケーションしか取れないだろうなあ。好奇心旺盛なアメリだから、本はたくさん読んだのだろうし。
それが、借家の中で見つけた宝箱を持ち主に返すプロセスで、マドを訪問し、骨男と会話を交わすようになり、少しずつ変わっていく…。
≪(この映画の)嫌いなところ≫
★ラストのキス以外の性的描写。
★健康に害がありそうな意趣返し。(『ピーターラビット』でも思ったが、欧米の悪戯表現て、『トムとジェリー』的カトゥーンのノリなのだろうか?)
★家宅侵入。
★のぞき見。
★独りよがりなおせっかい。
★ストーカー。
★アメリのことを心配はしているが、アメリの聴いてほしい話を聞かない父。
★問診だけで、心電図の検査とかをしないで誤診する医師。
★アメリの気持ちを考えないで、アメリにとって大切なクジラを捨ててしまう母。
★幼い子に理不尽な嘘(しかも、たわいのない戯言ではなく、重い責任)を教える隣人。そのことに悩んでいるアメリに気が付かない両親。
DVDについていた、監督のコメントによると、マドを演じられたモローさんを始め、フランスでは名だたるコメディアンや演技派が揃っているらしい。現場では、笑いを堪えて演技するのが大変だったとも(ex.マドがアメリに、元夫とのことを語るシーン)。ジョルジェットを演じられたナンティさんには「もっと、バカっぽく」と演技指導したとか。
日本では”オシャレ”な映画と認識されているが、元々はブラック・コメディなのだろう。
でも、困ったことに、私にはそのコメディの部分があまり合わなかった。
期待していただけに、アメリのように溶けてしまいたい…。
異国の独特な娘、アメリになぜか共感できてしまう。
悩める若い子にぜひ!
好き嫌いはありそうだが、良い映画だとは思う。
人々の偏執狂的要素がテーマとして底辺にあるようだが、そういう面は誰にでも少なからずあると思う。自分でコントロールできるピンポイントな小さな世界に日々のささやかな満足感を得る。特に若い頃は自信のなさからそうなりがち。怖いから自分を外に向けない。片やこのままでは自分の人生がしれてる、と嫌でも予測する鬱屈した思いがある。昔のある時期の自分をえぐり出されるようで何だかザワザワする。
しかしここでは、切り開いて幸せを掴んでいきなさい、と励ます暖かさもあった。少しずつ変えていけばいい、そして、人との関わりの中にそのきっかけがある、と。
わたし自身は、アメリの一見気の強そうな風貌がやや苦手。それから、作品のユーモアのセンスやユニークな発想は素晴らしいと思うものの、自分には分量過多。でも人によってはこの作品のセンスはドンピシャかもしれない。何より、自分と世の中の関わりに悩んでいる人、特に若い子たちは、少なからず勇気がもらえるかもしれない。
という意味でかなり存在価値がある映画なのでは?と思う。
独特の色合い🌈
デリカテッセンがかなりインパクトあって
その監督の最新作という触れ込みだったので見たんですが笑えて楽しく鑑賞できてやはりこの監督って変なクセあっていいなあってなりました!(エイリアン4の監督にこの後抜擢されるのも納得で4は賛否がかなり分かれたけど自分はかなり好みでした!しかもエイリアンの監督って結構作家性がハッキリと出るリドリースコット、ジェイムズキャメロン、デビットフィンチャー、ジャンピエールジュネって監督を選んでるやつが凄いって話になってきますわ🔥) あと主人公の行動とか実際よく考えたら軽い障害がある人の考え方や見え方を表してるみたいなんですがそれを悲壮的に描いてるのでは無くて楽しく描いているから見終わった後も嫌な気分にならないしフランス映画ってなんかオシャレだなあって🇫🇷なりましたね。
フランス映画好きだ!
色あせない映像
23年前の強烈な印象がそのまま
不思議な世界観に酔いしれたあの懐かしい日々が蘇る
赤、赤、赤、どこまでも赤
冒頭に出てくるおじさんの使っている鉛筆から
父親の道具箱、海パンや持っているレジ袋
母親の眼鏡や洋服、そしてバッグやスリッパ
子供時代の遊び道具(イヤリング・折り紙)や
何種類もの服・靴・カチューシャ
壁紙・ソファ・冷蔵庫・棚・調理道具
おじさんのジャージや何度も出てくる車
映画館の座席・ランプシェード・働いているレストランのテーブル
アルバムのケース
アメリの洋服・帽子・靴・傘・ベッドシーツ
挙句の果ては、タイトルロールの文字まで赤
でも不思議とやらしさを感じない
それどころか、トトゥの愛くるしい瞳のせいか可愛らしくもある
アメリの世界は赤
アメリ(トトゥ)と一緒に空想の世界に入り込んでしまい、(あり得ない)のに(あり得る)ストーリーへと、いざなわれる
現代でさえも新鮮な場面
それが矢継ぎ早に展開され、監督達のその才能に、驚かされる
もう1度言うけど、これ、23年前の作品なんですよ
鳴り響く公衆電話とフランスのレトロな街並みが、それを思い出させる
宝箱をきっかけに悟ったおじさんも、一瞬だけど恋に落ちたジョゼフも
旅に目覚めた父親も、夫の不倫で苦しんだアパートの管理人も
アメリに救われた幾人もの人々が、人生に光りを取り戻す
若きマチュー・カソヴィッツ演じるニノの純情さも光る
ジャメル・ドゥブーズが、途中から見せる目の輝き!!
それだけで観ている人もワクワクする
ルノワールの「舟遊びをする人々の昼食」を模写するレイモンの存在が
実は物語の格となり進んでいく
大昔の仏旅行の際に行けなかった「モンマルトルの丘」を、
ニノと一緒に駆け回ることも出来た気がした
そしてラスト
2人でフランス市内を駆け抜けるバイクのさわやかな風が、観る人にも吹いてきた
DVDゲットシリーズ200円、たぶん。 空想ガールの恋。周りの人々...
金魚のクジラ
学校に行かない、人との接し方どうなん❓
ま、行ったからと言って人それぞれだけど。
アメリちゃん可愛くて独特のファッション。
フランスの重厚な建物や街並みを次々と
しっかりと見せてくれる。
ニノが走り回っていた階段ばっかりの公園、
壮大ですよね〜。 さっすが〜。
室内も室内でどの部屋も
赤や緑の鮮やかな色でオシャレ❣️
賢いな、屋根に上ってコード抜くなんて。
だけど、幼い頃から腹立つと仕返ししないと
気がすまないんだね。
部屋の外れたブロックの向こう側で見つけた、
メモリーBOX❣️
大家さん→八百屋の嫌な息子→八百屋の両親
→電話帳••••
名前を突き止め一人一人確かめる。
(この様子、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』みたい。本作の方が古いから
オリジナル)
電話ボックス上手く使って無事持ち主に返す。
いい面もある。
駅をウロウロしていて証明写真撮影ボックス
の下の隙間を覗き込む男
ニノと目が合い一目惚れ❣️
八百屋の息子に仕返しするのは、
あの従業員がパワハラに遭っているから?
合鍵作って不法侵入はどうよ⁉️アメリちゃん
2回も。
足クリームで歯を磨かせたり、
なんかわからないのをウイスキーだと
飲ませたり、
小さいサイズのスリッパにムリムリ
足を入れさせたり、
コード差し込んだらショートさせたり、
嫌がらせだね。
顔には出さないけど恋しいニノを探すべく、
ウロウロしてたら
失敗証明写真アルバム見つけちゃって、
聞きまくり尋ねまくり
あのニノが持ち主と判明。
直接手渡すと言いながら、
何?あの凝った誘導⁉️
地面に→↑←↓、
餌で書くなよ、鳩が食べちゃう😱
恥ずかしいのかな?アメリちゃん、
直ぐそこにニノがいるのに。
ニノも興味津々、アメリの容貌聞いて
探そうとする?
勤め先の喫茶店でニノがアメリを確認しても
バラさない。
アメリちゃん、照れすぎ。
な、な、何とニノがアメリのアパートを訪ねて来た。
な、な、なぜメモ❓喋らないの❓
神経質な画家のおっちゃんのアドバイスで、
めでたしめでたし二人は、ハッピーエンド❣️
あっ❣️1/7小人クン、世界一周して無事帰って来た、
と思ってたら、パパさん負けじと行っちゃった。
アメリ=策士
いたずらを見るのは楽しい
9割以上が変わっている
でも「理想の恋愛相手を見つけるのは、これくらい奇妙な出来事の積み重ねが必要」ということを教えているんだと感じます。
ありきたりな恋愛モノの展開に飽き飽きしてる人にぴったり。でも、ありきたりな展開を欲してる人には最悪な内容かもしれない。
アメリの幸せのお話
人を幸せにする喜びを知り、ちょっとだけ人を幸せにしたくなった女の子アメリの恋のお話。20年前の映画だけどヒットした理由が凄く分かる。
変わった少女のアメリが恋をしたのは同じく変わった少年のニノ。似た者同士惹かれ合う絶妙な演出が素敵。ポップなフランスの情景とユニークな登場人物達と共に話は進んでいく。肝心の自分の事になると1歩を踏み出せないアメリに応援が止まらかった。
アメリの考え方がザ・夢想家という感じで良い。一貫して画面がお洒落で監督のセンスを強く感じる。つまらないと感じさせる瞬間がなかった。コメディとしてもラブロマンスとしても一級品の映画。フランス映画の良い所も悪い所も詰まっている作品。
2025/2/22
ずっと前からお互いを知っていた2人
医師の父親の勘違いから、小さい頃から人と関わらない生活を送り、周りの人達や出来事を観察したり、空想の世界を楽しんで生きてきた主人公アメリ。
そんなアメリがある日、駅の証明写真撮影ブースでニノという青年と出会い、恋します。
ニノはポルノショップで働く、こちらも風変わりな青年。ポルノショップで働いているのに、まるで本屋か何かで働いているかのような雰囲気で、とてもピュアな心の青年です。
これまで向き合う人といえば両親だけだったアメリにとってニノへの恋心は、地球に隕石が落ちたくらいのインパクトを与えたはずですが、アメリはニノが自分にとって運命の相手であることを魂でしっかり感じ取ります。
そしてニノの存在を知ったころからアメリは徐々に、自分の世界に閉じこもらずに、外の世界に関わって行こうとし始めます。自分の世界から飛び出さなければ、大好きなニノと出会うことは叶わないのだから、全人生が掛かってます笑
アメリが外の世界に出て人に関わってゆく手法は、
それはそれは独特!周りにいる、元気のない人達を元気づけたり、幸せな気持ちにしたり、時には意地悪な八百屋の店主を懲らしめるために、イタズラを次々と仕掛けてゆくのです。
アメリが仕掛ける数々のイタズラは、アメリが運河で投げる石のように、狙ったどおりの軌道をたどるものもあれば、予想外のドタバタを登場人物間で引き起こしたりします。
アメリの周りの人達の心が、彼女が仕掛けるイタズラで柔らかくほぐれたところで(カチコチ?に意地悪で固まった八百屋の店主も、アメリのお仕置きに懲りて、少年だった頃の心に戻ってたらいいなぁ〜)、、、果たしてアメリとニノはちゃんとお互いに出会えるのか!?
と、あれこれ書いてきたところで。
本件レビューは「ネタバレあり」とさせて頂いているとおり、ここまで書いたらもう結果はバレバレだとは思いますが笑笑、、、ハッピーエンドの映画というのは何度見ても、見る人をハッピーな気持ちにしてくれます。
かくいう私も、なんと、この作品を見るのは20年ぶりくらいです(!)
ちょうど世の中が今日はバレンタインデーでしたので、個人的に思い出深いラブストーリーをDVDで見直して、ほっこりしました。
作中のセリフに、「ふたりはずっと前からお互いを知っていたのよ」というようなセリフがあったかなと思いますが、そういう相手と人生の中で出会える幸せを、この映画はたっぷりと味合わせてくれます。
以前はフランスは、男性も女性も、40歳になっても、50歳になっても恋(アムール)に生きる!というイメージがありましたが、最近も同じなのでしょうか。
実際の状況は分かりませんが、少なくともアメリとニノは、いつまでも寄り添って宇宙を運行する2つの星のように「今会ったように思っても、実はずっと前に出会っていて(前世かも?)、これからも寄り添って生きていく、まさに運命の相手同士」という感じがしました(こういう出会いはあると感じます!)
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