「70年代の映像と音楽」あの頃ペニー・レインと 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
70年代の映像と音楽
1970年代を2000年に1970年代風に撮った作品です。
特に照明の当て方とカメラワークが70年代、映画でいえばマックイーン選手やハックマン選手なんかが全盛のころです。
あの頃のロックスターの名前がバリバリ出てきてあの頃聞きまくった人間には滂沱の涙です。
中途半端に見栄を張って、気が弱くて、プライドが高い若者たちが中途半端に交錯する姿態を実にリアルに演出しています。切なさも信頼も恋愛も身勝手も全部中途半端。
実際の人生なんてこんな風に中途半端なもんです、っていう姿勢がなかなかよろしい。
映画館の大音響で聴いたら確実に泣きますね。
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