劇場公開日 1984年12月2日

「僕らのゴーストバスターズ!」ゴーストバスターズ(1984) 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0僕らのゴーストバスターズ!

2018年3月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

『インディ・ジョーンズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と並ぶ、80年代SFXエンタメ・ムービーの代表作。
こちらも随分と久し振りの鑑賞。
所々忘れかけてたシーンもあったり、改めて見てみると結構ユルい。
でも、この雰囲気は今見ても充分楽しい。
お馴染みのテーマ曲がかかるとワクワク!

NYのあちこちで怪奇現象が。
全てはゴーストの仕業。
市民の平和と安全を脅かす邪悪な(?)ゴーストに立ち向かうは、ゴースト退治の専門家、我らが“ゴーストバスターズ”!

しか~し!
最初は大学から追い払われるなど鼻つまみ者。
図書館に現れたゴースト退治を頼まれるも、逃げ出すほど頼りない。
事務所を立ち上げるも、依頼人はゼロ。胡散臭そうだし…。
初めての客は、美女! が、彼女のゴースト相談より、彼女をどう口説くかで頭がいっぱい。
初めての仕事は、ホテルに現れたゴースト退治。ビーム乱射であちこちメチャメチャに。
任せて大丈夫…?
見事退治!
すると、あっという間に大評判に。
頼りなさげな面々が人気者になるっていうのが、いかにもアメリカらしい。

そんな時、NYに強大な邪悪の力が忍び寄る。
もはやゴーストどころではない、魔物レベルの強敵。
さらに、偉そうな“タマナシ”役人のせいで捕まえたゴーストが放たれ、街が大パニックに!
この危機を救えるのは、我らがゴーストバスターズだけ。
街中の喝采を受け、魔物に立ち向かっていく様は痛快!
彼らはアベンジャーズみたいなヒーローではない。街や人々の味方!

ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミスらのキャスティングが愉快。
リック・モラニスもバスターズの一員と思ってたのは記憶の勘違い。そういや、もう一人は黒人だったね。
絶対ゴーストより強そうなシガニー・ウィーヴァーは魔物に取り憑かれる女性。取り憑かれてからはさすがの貫禄。
ナイス助演はモラニスと、バスターズの受付係!
ちょいとチープなメカや車もユニーク。

そして!
忘れちゃいけないのがゴーストたち。
緑色のスライマー、『ゴーストバスターズ』のシンボルと言ってもいいマシュマロマン。
彼らが登場すると、何故だか安心してしまう(^^;

2016年の女性リブート版もなかなか悪くなかったけど、やはりオリジナル!
ゴースト退治も魔物退治もお任せ!
僕らのゴーストバスターズ!

近大