「起承転結、承と転ナシ」コンドル(1975) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
起承転結、承と転ナシ
よくできた筋書、との感想が散見されますが、理解できません。
事件の発端と結末は明白ですが、間をつなぐプロットが全くわかりません。
発端となった事件を何故起こしたのか、について説明がありません。
事件の究極の目的は示されますが、個々の出来事の背景についての説明が省略されているので、わからないことだらけです。
とはいうものの、政治スリラーとしての緊張感が十二分に発揮されているのは、さすがポラック先生の腕前でしょう。
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