28日後...のレビュー・感想・評価
全32件中、1~20件目を表示
パンデミック映画、いわゆるゾンビもの映画の中でもこれは秀作
ダニーボイルという話題作を数多く世に送り出す監督の作品の中でも特に好き
王道といえば王道だがテンポの良い展開とその疾走感、感染者の文字通り走り抜ける様は恐怖そのものでリアリティを感じさせる
そのスリルと短いが確かな平穏がある場面との緩急もリアリティと恐怖を増幅させており心が掴まれる
パンデミックものは数多くあれど、ここまでアトラクションとして完成度の高く心地良く終わる映画はなかなかない
TVM?
ホラーでも何でもなく単なるヒューマンドラマ。ウォーキングデッドと走るゾンビの先駆け(?)かなんかは分かりませんけど、感染物をベースにした人間ドラマですね。
まとめサイトか何かではゾンビ映画の中でも評判が良く、今まで観てこなかったので観てみましたが、非常にガッカリ。。ダニー・ボイル監督作品だから…トリアー監督スタッフの方がカメラ監督してるとか…のプラスバイアスかかって観ても、自分には全く面白くない。
そしてあのたまに良くあるTVM独特な画質、画面のフィルターは何なんでしょうかね。再生した時点で最初から最後まで観てるのが苦痛でした。調べたところデジタルカメラだとか。
軍隊がベースになっているところは死霊のえじきを参考にしてるのかな。私にはウォーキングデッドも観るに堪えない作品だったし、いくら周りの評価が高いとしても自分にはいらない作品でした。
ゾンビと人間ドラマって、方向性的に結びつけやすいんだね。日本映画の、好きな異性が何らかの病気に罹っている感動恋愛映画と何ら変わりない。好きになった女とか御多分に洩れず死んじゃうし。
寺沢武一かよ。
DVDゲットシリーズ110円。夏はホラー。 目覚めると誰もいないロ...
当時はゾンビ物のヴァリエーションとは全く思ってなくて
忘れられない作品になりました
ダニー・ボイルの久々に英国を舞台にした作品。
もう良い感じにもううろ覚えだったこともあり、何と無くレンタルしました。
ゾンビパニックと思いきや、すぐさま誰もいない世界へ。
この色々なことを想像させるスタートは、今観ても実に良い。
それと楽曲の押さえ方はさすがボイルですね。
感染者対人間と思いきや、中盤からは人間の内面が露呈した争い。
嫌な感じがありますが、そのフックが上手くより作品に引き込まれる感じでした。
終盤の少佐を襲わせるトンデモギミックは、いかにもボイルらしいアイディア
で面白い。
そんな終始ドロっとした展開でしたが、最後は希望を示した心地良い終わり方だった。
でもエンドロールの後のトゥルーエンドの方が“らしかった”ですね。
改めて、アイディアに溢れたとても面白い作品でした。
それとこのタイミングで何なのですが、鑑賞その数日後コロナに感染しました。もちろん現在は回復しています。
そんな事もあって、何だか忘れられない作品になりました。
どうか皆様もより一層お気をつけください。
タイトルなし
キリアン・マーフィのヌードにもびっくり
ゾンビ好きには外せぬ逸品!
二階から目薬
走るゾンビの全力振りが印象に残る。
キャッチーなシーンも多く、「バイオハザード」とは違う意味でゾンビ映画を見慣れてない層に食い込んだ作品と言える。
DVDでの鑑賞でラストシーンが2種類あるのを知ったが、他の人はどっちが好みだろうか?
ゾンビと表現しているが他のゾンビ映画のゾンビと違い死体がエネルギー無しに動いているのではなく、疲れはてて動けなくなっている姿を見せたりとゾンビの新境地を開拓した感がある。
ゴア映像もあるしちゃんとゾンビ映画なのだが、スタイリッシュさが滲む映像が多くちょっと美しさすら感じてしまう。
その後「28週後」が出来て、次は「28ヵ月後」か?と思っていたがどうなったのだろう?
ただ冒頭類人猿の研究施設に突入した奴等を見るに「人の話は聞く」と言う事と事を成すには下調べと情報は必要ってのがよーく解る。
シナリオ学校の生徒が書いた作品なら、いい点がもらえる
そうならないで!
コロナ騒動の真っ最中に
けっこう描写がえぐい。残虐性も強く、笑い要素のないシリアスなホラー...
これ以前以後
好きです! かつてあった人類滅亡の作品達とは格段に違う 『28週後...
おうち-53
凶暴性=レイジの意味
初めて観賞した際は肩透かしな感じだったのを覚えている。当時私はまだ小学生だ。やはり、「バイオハザード」的なノリを期待していたからだ。しかし、ある程度年を重ねて改めて観賞すると、本作の斬新な切り口に感心させられた。
本作はただのゾンビ映画ではない。終末感は近年の作品でずば抜けて良く表現されており、低予算で製作されたとは思えない完成度である。本作で語られているのは、人を人でなくさせる恐怖のウイルスをどう対処するのかではなく、未曾有の危機に晒された中で、人という生き物はどう生きていくのか、誰を信じるべきなのかという事だ。凶暴なのはゾンビになった感染者だけではなく、未感染の人も全く同じであるということを嫌というほど思い知らされる。
"走るゾンビ"というメインになる存在が居るにも関わらず、それらを背景に置き、人間の性たるものを濃く炙り出すドラマ部分に重きを置いているという、何とも贅沢な使い方をしているのである。流石ダニー・ボイル監督の一言に尽きるだろう。低予算で撮影機材も安価な為、画質は良くないのが残念だが、ここまで重いドラマを呈したゾンビ作品は、恐らく最初で最後だろう。
全32件中、1~20件目を表示