「ダイハード・ラストデイよりもダイハード」16ブロック うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
ダイハード・ラストデイよりもダイハード
ジョン・マクレーンは、ロシアに息子を助けに旅立っていき、訳の分からないドンパチを繰り広げて素晴らしいシリーズは終焉を迎えましたが、本作は正当的に「ダイ・ハード」シリーズを名乗ってもいいくらいにサスペンスフルで等身大の刑事の命懸けの活躍が描かれています。
ブルース・ウィリスは数え切れないくらいに刑事ものの映画に出演していますが、この映画はなかでも良質の部類に数えられます。
ぼやきながら、参考人を護送して命を狙われて巻き込まれていくさまは、まさにジョン・マクレーンそのもの。特に役作りをすることもなく、そのままブルースもマクレーンを演じているように映ります。
残念ながら、ダイ・ハードは3までで打ち止めにして、今作を4作目にしてカウントして欲しいくらいです。
4.0は私にとって0.4。ラスト・デイは論外。
あ、6作目の企画もあるとか。
16ブロックのレビューになってませんでしたね。すみません。
でも、ダイハード初期の、巻き込まれた不運な刑事というコンセプトが好きな人はきっと楽しめると思います。
2014.5.22
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