座頭市のレビュー・感想・評価
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北野武の演技が格好良すぎ
北野武さんの演技が好きです。
すごく自然体なのに、唯一無二の存在感。
なんなの?格好良すぎるんだけど。
あと芸者さんの弟役の人綺麗でした。お姉さんの悲壮感もいい。
浅野さんの奥さんが自害するシーンはとってもせつない…
ラストの台詞に痺れた。
「いくら目ん玉ひん剥いても見えねぇもんは見えねぇんだけどなぁ」
非の打ち所無し
役者のオーラを最大限発揮させていて取り憑かれたように観ました。
怖そうなヤクザ→もっと強い用心棒→実は一番怖い黒幕の親分→もっと強い市 という気持ちのいい流れの話で、それぞれの役の雰囲気を俳優が表現できてていて、非の打ち所がなかったです。
見えていると、見えないものがあるんだよぉ
beatたけし
個人的に北野映画の中では一二を争う
確か北野映画を初めて見たのはこれだった。
場所は日本映画発祥の地京都。
見るのにふさわしい場所だと思った。
9月2週目くらいのことだったように思う。
座頭市は、昔から知っているネタだったが大人の見るものというイメージがあって、あまり子供の頃に見た覚えがない。
この映画は子供が見てもいいような内容だったのではないだろうか。
話は、単純明快なストーリーだが、とにかくあんみつ姫みたいな作り方が個人的にはすごく好きだ。
これより他の北野映画を見るようになったが、これは明らかに他の作品とは違い、独特の路線をとっているのがよくわかる。
監督バンザイでもこんな感じはなかったし、当然HANABIにもなかった。
それはこれがエンターテインメント作品として作られたからであって、その上に古い日本映画の系譜にあるからだろう。
日本映画として日本映画の上に作られた新しい座頭市という評価でいいのではないだろうか。
最後の祭りの場面で、タップダンスというのもとてもよくて、このタップダンスは、DVDを買って何度も見返した。
ギャグも多く、こんなに素直に楽しんだ北野映画も珍しい。
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