X-MEN:ファイナル・ディシジョンのレビュー・感想・評価
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個人的には、1、2よりも好き。2のキャラが「成長して第一線で活躍す...
個人的には、1、2よりも好き。2のキャラが「成長して第一線で活躍するようになる」あたり、シリーズものでしか味わえない面白さ。とてもアガりました。ただ、納得がいかない点も多々ある。サイクロプスの扱いがザツだとか、最後はアイツ殺さなくても、マグニートと同じ方法でなんとか出来たのでは?とか。とは言え、十分に楽しめる作品でした。
フェニックス飛翔!
これはいいんではないですか? かなり好印象なんですけど、
私。これまでの作品の中で、一番、ミュータントの悲哀を感じちゃいました。ミュータント自身の中での、ミュータントであることへの葛藤という主題が、集団レベルで、そしてフェニックスという個人レベルでも重層的に描かれていて、そして最後は、やはり愛ということで、うまくできてますよ、これ。
そして何より、大好きストームが今回も大活躍してたから、嬉しかったなぁ。残念なのは、ミスティークの顛末かなぁ。
あえて言うなら、最後のウルヴァリンとフェニックスのシーン。もうちょっとじっくりと、そしてハラハラしながら見たかったかな。
ウルヴァリンかっこいいヽ(´▽`)/
X-MENフューチャー&パストが近いので2回目で見ました!自分の中ではX-MENシリーズ、ウルヴァリンシリーズの中で一番面白いと思います(^^♪
マグニートーもしっかり能力を発揮してますし一人一人のキャラが能力を発揮できると思います。ちゃんとX-MENがチームで戦っているのもいいと思います。
フューチャー&パストとても面白そうなので楽しみですヽ(´▽`)/
ちょうど潮時だったのでは
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
やっていることはたいして変わらないのだが、前二作ほどは面白いとは思わなかった。なんでだろうかと考えてみた。
まず物語が中途半端。ミュータントと人間という対立構図が依然としてあって戦闘まで起きているのに、強大な国家を相手に戦っているという気がしない。そのあとで問題が解決したという気もしないし、人間との関係に政治的な進歩の描き方が単純すぎる。敵は政府なのかそれとも暴走する個人なのかというのもはっきりしない。映像も目新しさがなくなった。金門橋をわざわざ破壊するのも物語上の必然性がないし、こんな映像も作りましたから見てくださいというような強引さを感じる。戦闘はそれなりだが特筆するような今回の独自性はそれほどなかった。
結局三作品見てしまって同じような展開に飽きがきてしまっているのかもしれないし、それは戦闘に頼りすぎて物語が薄いとか強力な敵役がいないとかなのかもしれない。それでも戦闘は相変わらず派手なので、映像を含めた活劇を観る娯楽としてはそれなり。だけど飽きてしまう前に、ちょうどこの辺で潮時だったのではないだろうか。
ファイナルにしてワースト
2006年アメリカ映画。104分。2011年25本目の作品。前作2作ではブライアン・シンガーが監督。この流れで行けば最終作となる本作も、と考えるのが自然だけど、何故か監督はブレット・ラトナー。「ターミネーター4」で見事にシリーズつぶししてしまった人です。
内容は:
1,ある科学者がミュータントを人間にかえる薬の開発に成功する。
2,一部のミュータントは喜ぶが、人間撲滅を狙っているミュータントは喜ばず。
3,彼らは人間に最終戦争をしかける。
1作目にはアメコミの映画化ながらも大人向けに作られた意図が見えた。2作目はそれよりかはずっと色々な世代が観れる作品に仕上がっていた。しかし、本作の場合ははっきりいって普通の映画、つまりはXメンじゃなく単なる超能力者使いのファンタジー作品です。
悪玉の棟梁であるマグニートもまた本作ではただの悪い人。人間の深い所を描くことに才能があったシンガー監督に対し、ラトナー監督はアクションのテンポの良さが得意そう。これはこれでいいけど、やはり前作までの空気は受けついでほしかった。
三部作を観終わって思うのは、登場人物の誰一人として魅力的な人がいなくて、それでもまあ楽しめたシリーズは本作が初めてかもと思ったことでした。
賑やかで やがて忘れる 空騒ぎ
前2作の鬱憤を晴らすかのように、ハデで攻撃的な敵ミュータントがたくさん登場するのは楽しい。受け手たつX-MEN陣営の反撃もハデで良い。
しかし、物語が重く衝撃的な割に心に何も残らないのは何故か。やはり監督ブレット・ラトナーの薄さだろうか。ソツはなく決して悪くないんだが、印象に残るのは前2作の方だ。マグニートが薄っぺらな悪党に成り下がっているのも…マッケランに対して愛がないから? 何れにせよシンガーとラトナー、一長一短だ。
すり抜け少女がジャガーノートに「Dickhead!」って言うところ、面白いけど直接的すぎて子供は見ちゃいかんな。
完成度の高い映画
「ファイナルディシジョン」の映画としての完成度はとても高い。エンディングでの音楽の入り方などもとってもおしゃれ。ただ、前作をみて持っている期待感には応えてくれていない。そこがちょっとがっかり。
まあ、「ターミネーター3」よりはずーといい。あの映画と比較しては監督に失礼か。
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