劇場公開日 2006年9月9日

「賑やかで やがて忘れる 空騒ぎ」X-MEN:ファイナル・ディシジョン The Dudeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0賑やかで やがて忘れる 空騒ぎ

2007年10月13日

前2作の鬱憤を晴らすかのように、ハデで攻撃的な敵ミュータントがたくさん登場するのは楽しい。受け手たつX-MEN陣営の反撃もハデで良い。

 しかし、物語が重く衝撃的な割に心に何も残らないのは何故か。やはり監督ブレット・ラトナーの薄さだろうか。ソツはなく決して悪くないんだが、印象に残るのは前2作の方だ。マグニートが薄っぺらな悪党に成り下がっているのも…マッケランに対して愛がないから? 何れにせよシンガーとラトナー、一長一短だ。

 すり抜け少女がジャガーノートに「Dickhead!」って言うところ、面白いけど直接的すぎて子供は見ちゃいかんな。

The Dude