「初期作品らしいあっさりした映画」ヴィレッジ(2004) ezioさんの映画レビュー(感想・評価)
初期作品らしいあっさりした映画
ナイトシャマラン監督作品は『ハプニング(2008年公開)』あたりから追い始め、それ以前に『シックスセンス』『サイン』といった超有名どころは観ていたが、本作は「そういえば観てないかも」と気付いたので今更ながら鑑賞。
個人的には近年の『アンブレイカブル』シリーズや、『オールド』は好みだったので期待していたが、予想を大きくは超えてこない展開で少し物足りなかった。
色々と驚かされてきた監督だけに期待が上がり過ぎてしまっているせいだとは思うが、やはりもっと意味のある伏線が欲しかった。
2004年公開の映画と考えれば悪くないし、当時見ていれば衝撃はあったと思うが、比較的初期作品に色濃くあったハートフルというかドラマの要素がスリル、ミステリーを霞ませてしまっているためか。
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