アンブレイカブルのレビュー・感想・評価
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アメコミヒーロー作品へのアンチテーゼ
とも言える作品。
アクション要素は"ほぼ"無い。
「ミスターガラス」鑑賞前に、と思い鑑賞。
M・ナイト・シャマラン監督らしく、伏線を積み重ねてラスト近くで一気に回収って感じ。
なので何を書いてもネタバレに繋がりそう。
サミュエルL・ジャクソンは某ジェダイマスターとかよりも、こっちの役の方が合ってると思う。
ミスターガラスを見てからの鑑賞。
コミックコレクターであり骨形成不全症のイライジャ。
悲惨な列車事故から無傷で生き延びたデヴィッド。
2人の邂逅から物語は始まる。
自らの脆弱な体を憎みコミックヒーローを望んだイライジャ。
不滅の体でありながら、ヒーローであることを拒み続けたデヴィッド。
ふたりは表裏一体の正に映し鏡の存在だった。
彼らの出会いとその後の数奇な運命は全て必然であり。
ミスターガラスまでの19年間、2人の確執は続くことになる。
父がヒーローである事を疑わなかった息子とのドラマにも泣かされた。
本作を観たことで、改めてミスターガラスが完璧な続編であったこと。
そしてシャマランの考える真のヒーローが浮き彫りになったように思えた。
今こそ見るべきシャマラン映画だろう。
アメコミの絵の考察が面白い
列車事故で唯一生き残った男の話。
スプリットを観る。
ラストがハテナ。
ミスターガラスの公開を知る。
アンブレイカブルを観なければ、、、
という運びで観たので、
だいたいの設定は分かった上での感想ですが、
お、これだけか???と思ってしまった。
リブート版ファンタスティックフォーみたいに
リアルなアメコミみたいで
人間味のあるドラマだった。
物足りなさを感じる人が多いと思うけど
アメコミの描写の考察が興味深くて面白かったです。
あとイライジャの紫を基調にした服装とか
キャラ作りも素敵でした。
モダンエイジ風シャマラン映画
シャマランの新作に関係する作品ということで、観ることに。
シャマランはこの映画で、ヒーローコミックの要素であるヒーローとヴィランの役割や関係性を解体・再構築することで、社会と人間の関係性のようなものを寓話化しようとしてるんだと思う。
その辺はフランク・ミラーやアラン・ムーア的作品の作品にに近く、アメコミのモダンエイジ期の作風といった感じ。
まぁ、結果的にはいつものシャマラン映画だったんだけどw
若かりしころのシャマラン
三部作の一作目にあたるということで鑑賞しました。
シャマラン監督の作品はどれも、ミステリーの定石的な展開なため、最後に、必ずといっていいほど、どんでん返しが盛り込まれています。監督としての初期作にあたる今作は、とくにそれが顕著に表れていました。ミステリー的な解決の後がかなりあっさりしていたあたりに、当時の監督の若々しさを感じられました。
ストーリー自体も、リアルなヒーロー像を描いているため、結果、絵的にかなり地味な展開ばかりで、すこし退屈さを感じることもありました。
映画よりも、小説として読んだほうがおもしろいと感じられそうな作品でした。
映画を漫画にするこだわり
映像の作り込みが素晴らしい。基本的に登場人物の周りには枠があり、漫画のコマとして表現している。画面ごと振り返るというような映像がない、おそらく漫画を読んでいる状態を意識したものだろう。イメージとしてはハリーポッターの動く写真に近いだろうか。漫画をコンセプトとした映画としてストーリーもさることながら、映像哲学に感銘を受けた。漫画原作の映画化が多い邦画でも参考になる部分があるのではと思う。
この映画を再度検証してみる
3部作となったこのシリーズの原点を再検証のため鑑賞。
いや~ハッキリ言ってまじめに語る映画じゃないよこれww
重苦しい音楽に重苦しい演出。やたらとタメがある演技。してその内容は「実はお前はヒーローだ」というもの。ブルース・ウィルスとサミュエル・L・ジャクソンの顔がまたヘヴィだねぇ。
リアリズムある画作りに、まじめな映画かと勘違いさせるというシャマランテクニック。アメコミヒーロー誕生【エピソードゼロ】を重厚に描いたらこうなりました的な。
こんなヘンテコな映画を大真面目に撮ろうなんて考えるのはナイト・シャマラン監督ぐらいしかいませんね 笑
昨今のアメコミ実写のシリアス化とはまったくベクトルの方向が違って、奇妙さが味わいと言えなくもない映画です。
死なない男と傷つきやすい男
ヒーローが活躍する世界では必ず悪がいる
悪がいなければヒーローは必要ないから
本屋でアベンジャーズやソー、スパイダーマンの漫画が出てきたのはMCUファンとして嬉しかった
最後ドタバタと子供達を救ったのはかっこよかった
反対にヒーローを見つける為に事故だと思っていた事は全て彼がした事だとは思わなかった びっくりした
これから「ミスター・ガラス」を観る 楽しみ
ミスターガラスがやると聞いて
今話題のアメコミ系が日本でも浸透しつつあるし、自分もアメコミ系が好きなので本国の人間の気持ちになって共感できたので個人的に評価は高かったが、
公開当時の日本では評価が散々だったというのは、アメコミがまだまだ知られていなかったというのもあるのでそこは仕方ないかなと思う。
シャマラン監督に関してはシックスセンスの衝撃が大きすぎたせいか、今回はあまりひねりが無かったような気がした。
アメコミ実写化がブームなこの時代にノっかるいい機会だし、近々続編も公開されるという良いタイミングである。
要は、1度観た人もそうではない人も、とりあえず観てみようということ。
ミスターガラスを観る前に
個人的には2作目の方が好みですね。
すっかり内容忘れていたので観ておいて良かった。
相変わらずラストが秀逸。
1作目と2作目をつなげているのが2作目のラストだけなので、3作目ミスターガラスで明らかになるかと思うとゾクゾクします。
ミスターガラスが間も無く公開とのことで 関連映画を復習。 初めて見...
ミスターガラスが間も無く公開とのことで
関連映画を復習。
初めて見ましたけど、
私は面白かった。
たぶん続編があるからの、前提で観ているからかな?
これで終わりだと思ってみたら消化不良かもしれなかった。
息子に「お前は間違っていなかった」
「ママには内緒だぞ」って口に指当てるところ
スクショしたい。
静かな目覚めの物語
乗員全てが死亡した脱線事故で生き残った唯一の男。ある男の出会いで彼は自身の異常な能力に気がつき…。
最新作公開前に再鑑賞。派手さを求める人には向かないが、力と自分を信じる心の目覚めを静かに描いた作品でオチの狂気も含めシャマラン映画の中でもかなり好きです。
LIMITED EDITION ヒーロー誕生の物語
当時「シックス・センス」で一躍有名になったMナイト・シャラマンの第2弾。あくまでも語り口は淡々と進み、派手な描写には欠けますが元々Mナイト・シャラマンって派手な感じではなく、ドラマ性で引っ張るタイプだよなぁって事を再確認した感じです。最初から色々と伏線を散りばめておいて、最後でちゃんと回収する手腕はお見事でした。でも、ちょっと淡々としすぎて盛り上がりに欠けるのも事実なんですよね。
主演のブルース・ウィリスといい、サミュエル・L・ジャクソンといい、当たり前ですが今観るとかなり若いですね。監督本人もしっかり出演しています。
でもこの話ってここで完璧に終わってますよね?ヒーローが誕生するまでの物語でここから続編は蛇足にしかならない気がしますが・・・果たしてどうなる事やら?
不気味な映画。
『アンブレイカブル』字幕版
*主演*
ブルース・ウィルス
サミュエル・L・ジャクソン
*感想*
明けましておめでとうございます。今年最初の映画は、M・ナイト・シャマラン監督作品。かつて「スプリット」という映画を観て、正直意味が解りませんでした。(笑)
「ガラス」の意味が解らず、前作の「アンブレイカブル」を見れば解ると思って今日ようやく観ることが出来ましたw
「アンブレイカブル」を見た感想ですが、不気味で面白かったです。
確かにすぐには理解出来ない内容ではありましたが、悲惨な列車事故で唯一生き残った警備員デヴイッドが不死身だとわかり、コミックオタクのイライジャから翻弄されつつ、徐々に自分の特殊能力を自覚し始めちゃう所が良かった。
コミックヒーローに取り憑かてたイライジャも不気味だし、ガラスの意味がやっと解りました。
話のテンポが地味で、ダラダラ感はありましたが、とにかく不気味な映画でした。
続編の『ミスターガラス』では、「スプリット」に出てた多重人格者がモロに出てるし、あの病院の中で何が起こってるのか、成長したデヴイッドの息子も出てるしどう絡むのか、どのような形で終わるのか、非常に楽しみです!(^^)
映画の見方をを変えた作品、その見方間違ってない?
アンブレイカブルは傑作で、シャマランの映画の中で一番の作品だと思います。脚本やストーリー、曲も素晴らしいですが、なによりも演出です。この映画はヒーロー誕生映画ですが一味違います。ヒーロー誕生に至るまでの物語なんです。
Unbreakable
いやはや、初めて本当の(?)意味でのヒーロー物を見たような気がします。 一体全体、話がどこに進んで行くのかまったく分からなかったけれど、あのラストの大胆さはむしろ小気味良い感じさえします。 確かに派手にバンバンドンドンと銃撃戦をやっても全然面白くなかっただろうし、 まぁ何にしても真面目な人は怒り狂うだろうなぁと思う。
サミュエル・L・ジャクソンの髪型
監督と2大スターの名前で借りてしまった。。。このギャラだけでかなりの出費なんだろうな。中味は安上がりな2時間ドラマ風味?
それでも見所はあった。怪我をしたことのない男と骨折を過去54回もしている男の対比が上手く描かれていたな。その演技のバランスだけでも☆をプレゼント!
他にも、息子が「パパは不死身だ」という理由で拳銃を向けるシーン!これは迫力があった。ん~、これから彼は本物のヒーローになるのだろうか。。。
かなり欲求不満になる映画かな・・・『シックス・センス』→『アンブレイカブル』→『サイン』と、だんだん駄作になっていく監督であった。次の作品は大化けするのか!?
少しダラダラ
まさか列車事故からヒーローの話になるとは思わなかった。少々無理やり感がありつつも、言いたいことは伝わった。でもテンポが悪くて退屈する場面が多々あった。妻との不仲設定やデートのシーン、イライジャのリハビリのシーンが間延びして他の大事なシーンや台詞がぼやけた印象。原作があるのかなんなのかアメコミの知識は全く無いんだけど、水が弱点って何で?と思った。最後辺りのプールのくだりとかもちょっとダサかった。ヒーローとヴィラン誕生までの前日譚という新鮮なテーマは良かった。
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