めぐりあう時間たちのレビュー・感想・評価
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生きることには常に死がつきまとう
脚本が上手い。
人の"生"には常に"死"がつきまとう。
相容れることの無い絶対的な孤独を持った3人の女性の答えを探し求める心にドラマが生まれる。
人は死と対面することでその本当の意味を感じとるのかもしれない。
それとも、余りにも身近で感じとることが出来かったり、自然ととうざけているのかもしれない。
それは生きる人にとっては当然過ぎる判断だ。
しかし、死を前にした人にはそれは受け入れることのできるものなのだ。
複雑に絡み合う3つの時系列は決してうまくはいかない人生の複雑さをもの語っているよう。
静けさ中にも動きを持った映像は恐ろしさと優しさ、そして悲しみを持っているよう。
流石、演劇出身のダルドリーだ。
思わず感情的にならずには居られない。
主演の3人も素晴らしく、特にニコールは完全に英国の女性だった。
人生について考えたくなる一作。
何度も観たくなる作品 DVD特典も充実!
『ダロウェイ夫人』を執筆するヴァージニア・ウルフ(1923年・ニコール・キッドマン)、温かい家族の中で自分を見出せないローラ・ブラウン(1951 年・ジュリアン・ムーア)、かつて恋仲だった詩人の世話を焼くクラリッサ・ヴォーン(2001年・メリル・ストリープ)。3人の女性を主人公に、自己の魂に忠実な居場所を探し求める人々(それぞれが芸術と実生活、同性愛的傾向と異性愛の間で深く傷ついている)と、彼らをとりまく周囲の人々の献身を描いた作品。自分自身であること、他者に寄り添うことの意味をここまで突きつめた映画も珍しく、最後にローラが登場する場面はじんわりとした感動に包まれる。
3つの時代を結ぶデイヴィッド・ヘアの名脚本、フィリップ・グラスの美しい音楽も去ることながら、最大の見所はやはり3人の女優が見せる一世一代の名演にある。2枚組仕様の特典には、監督と原作者マイケル・カニンガムによる解説のほかに、ニコール、ジュリアン、メリルのコメンタリーも収録されていて、面白い(Disc 1)。なかでもラストシーンに関するエピソードは印象的で、50年後のローラを最初は別の俳優を使って撮ったが、説得力がなく、ジュリアンのスケジュールが空くのを待って撮り直したのだという。スタッフとキャストが一丸となって、映画に生命を注いだのがよくわかる逸話だ。
コメンタリー以外にも、メイキングやウルフ関係の映像、作曲家自身による音楽解説を見ることができる。心ゆくまで映画を堪能したい方には、この2枚組が断然オススメ。
構成が難しい…
人物構成が分かったのがラスト30分でした💧現代になったと思ったらまた昔に戻ったりして、結構難しかったです💧 パレードを見たあと精神的ショックが大きくて2週間くらい引きずったんですけど、めぐりあうもショックが結構大きかった😱ええ〜この人も死んじゃうの💦みたいな。そしてこの人なに子供とぎくしゃくしてるの💦みたいな。結構衝撃を受けました💧でも文学的できれいな映画でした✨
また観たくなってしまう魔術的な作品
3人の女性の、3つの時代を交互に描く秀作。
何回か観ないと関係性が分かりにくいかも。
でも、また観たくなってしまう。
この作品のニコールキッドマンがすごい!
作品ごとに違う表情を見せてくれる女優さんですね。
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