「彼の明るさが」ターミナル(2004) 九尾さんの映画レビュー(感想・評価)
彼の明るさが
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笑いあり、涙ありと書くとなんか安っぽい表現になってしまうかもしれませんが、あまり気を張って観ない方が絶対に楽しいです。
政治的な話は置いておいて、トム・ハンクスが演じるビクターが振りまく愉快さ、痛快さを、フフッと小さく笑いながら。
トム・ハンクスの持っているシュールさがすごく良く出ていると思います。
笑顔で両手を広げるしぐさやシニカルな笑顔はトム・ハンクスらしくで非常に好きです。
クラコウジア語はロシア語をベースにした?トム・ハンクスのアドリブらしいですが、逆に何とも言えない英語の話し方が素晴らしいと思います。
また、どのキャラも憎めない人達ばかりでいいですね。
お気に入りはヤギの薬のシーンです(笑
不満点があるとしたら全体的な容量不足ですね。
ひとつひとつのエピソードがちょっと急ぎ足だったような印象があります。
単純なストーリーも楽しめますし、
空港内には実名で色々な店舗があったり、
ジャズのシーンではベニー・ゴルソン本人が出ていたりと細かい演出でも楽しめます。
のんびり楽しめる映画だと思います。
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