劇場公開日 2004年12月18日

「法律の狭間を活用したアイデアは秀逸」ターミナル(2004) よしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0法律の狭間を活用したアイデアは秀逸

2024年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

空港ロビーから出ることが出来なくなった主人公を取り巻く人情劇。

名優トム・ハンクス主演のコメディ。流石の存在感ですね。
母国の内紛で帰国も入国も出来なくなり、空港ロビーに閉じ込められる形となった主人公。主人公のバイタリティ溢れる生命力で、人々の信頼と友情を勝ち取る様が、時に小気味良く、時に静かに描かれています。
大笑いすることはありませんが、それでも楽しく微笑たくなるような作品ですね。

クライマックスの転調もしっかり。主人公の訪米の動機、友情に身をささげる行動・・・ほんの少し涙が滲み出る展開も秀逸でした。

最高評価をする程ではありませんが、それでも一見の価値がある佳作だったと思います。

私的評価は4にしました。

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よし