「ターミナルという閉鎖された空間で、、」ターミナル(2004) ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)
ターミナルという閉鎖された空間で、、
観よう観ようと思い20年近く歳月が過ぎてしまった、、、w
予告で想像していた物とは少し違っていたが、こんなにも心の琴線に触れるとは、、、。
まず描かれるキャラクターが魅力的w
トム・ハンクスはもちろんだが、空港内で働く人々が癖のあるキャラばかりw
それにアメリカのお国柄と言うか生き方のようなものがミックスされて観ていて面白い。
またあまり空港には行ったことがないが、色々な施設や区域がありそれも新鮮で楽しめた。
所々にかなり笑える要素があり、スピルバーグのセンスが光る。(俳優の表情で笑わせたり、監視カメラの動きで笑わせたりwオシャレなレストランができたりw一番笑ったのはカートを集めるシーンかなーw)
またクラコウジアと言う架空の国から来た信念を曲げない姿勢が日本人好みと言うか、非常に共感でき、どんどんとナボルスキーが気になって、好きになっていく。
またターミナルが最初は異国の地の様な描き方であったが、ナボルスキーの生き方に共感が生まれ、すこしずつ故郷のような居心地の良さに。
また所々で感動の場面があり、非常に心に響くセリフ、演出で涙が止まりません。
ラストも非常に心地よく、映画の素晴らしさを噛みしめることができる作品でした。
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