「まあまあだった」ターミナル(2004) 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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飛行場から出られなくなってそこで暮らす人の話とは知っていたのだが、本当にそのままだった。何かもっといい方法があったのではないかと思うし、所長が意地悪すぎて気の毒な人に見える。ただ、実話がベースなのでいい方法があったとしても映画として採用できなかったのだろう。カートを回収するとお金がもらえるシステムを所長が妨害するのはひどい。その割に、リフォームの仕事は妨害しない。所長以外の人が優しい人たちでよかった。
さすがに飛行場内だけで2時間以上は退屈だ。お父さんのためにジャズミュージシャンにサインをもらうことに固執していたのだが、そんなに大事だろうか。それより生で彼の演奏を聴いて感動する場面が見たかった。演奏は普通だった。
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