スパイダーマン2のレビュー・感想・評価
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ライミ版に勝るものなし
やはり『スパイダーマン』はライミ版が一番です!ストーリー、アクション共に安定していて、テンポの良さ(特に映像の繋ぎ方)も良いです。
電車の上でのバトルシーンが今でもお気に入りのシーンです。スパイダーマンとNY市民の間にある絆が、全てこのシーンに表れている気がします。
助けるはずの一般市民に助けられるスーパーヒーロー
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 65
演出: 75
ビジュアル: 80
音楽: 65
前作同様、主人公は完璧な正義の味方ではない。たまたまそのような能力を本人の意思とは関係なく身に付けてしまったが、その運命を受け入れ本人なりに精一杯の努力をするだけ。
とはいうものの、所詮は2年前までは普通の冴えない学生。電車のシーンで、力不足で一般市民に助けられる正義のスーパーヒーローなど今までのアメリカ映画には考えられなかった。
それでも一般市民に助けられ支持を得ながら彼なりに出来ることを出来るまでやって成長していくというのが、前作に引き続きこのシリーズの見所なのかと思う。何かアメリカ人の精神性も随分と成長したなあと感じてしまった。
ヒーロー映画の傑作
久しぶりに見直したのですが、いやいやほんとよくできたヒーロー映画ですね。まさに極上のエンタメです。
超人的なパワーを駆使しNYの治安を守るスパイダーマンことピーターパーカー。しかしいくらパワーを持っていたからと言って心は人間、親友の交友関係がこじれて悩むときもあれば失恋して傷つくこともあるし、あまりの苦痛さにスパイダーマンをやめる時だってあります。しかしそんな彼もこれまでに様々な責任を持っているため簡単にはスパイダーマンを捨てることはありません。
この映画はそんなピーターの苦悩と成長期と言っても過言ではありませんが何よりヒーローというキャラクターのすごさを改めて再認識することが出来る映画でもあると思います。ピーターのおばさんがヒーローに関して言うあのセリフはこの映画の存在そのものをさしている気がします。
アクションもさすがハリウッドと言わんばかりの規模のデカさ。クモの能力を使ったユニークなアクションは見ものです。
これほど心を正し毅然へと導くようなヒーロー映画はそうないと思います。幅広い層に楽しめる映画です。
シリーズ最高かな!
ラストでは、「GO!SPIDER MAN!!」と思わず口から出てしまった。それほど今回の作品はテンポといい、ストーリーの面白さといい抜群の出来だと思います。そこかしこに出てくるジョークも気が利いていて、心の底から笑えます。しかし、私はこの作品は悲恋の物語だと思います。M.Jを思って自分の気持ちを押し殺して別れを告げるピーター。研究の為に最愛の妻を死なせ、感情の強い動揺によって怪物と化してしまうドクターオクタビス。悲しい愛の物語が強く描かれていると思います。ハッピーエンドに思える最終章もこれからの彼らの愛の行方を考えるとよけい涙を誘いますね。地下鉄のシーンでヒーローが打ちのめされ、不特定多数の人々の信頼と、愛と励ましによってまた新たな決意で悪に立ち向かう姿、不覚にも泣けてしょうがありませんでした。単純なアメコミの映画化されたものを見に行って、心に強く響く悲しい物語を見たと強く思っています。ドクターオクタビスを演じたモリーナはレイダースでずるい遺跡への案内役でしたね。この作品では聡明な科学者が悪の怪物に変わっていくところの表情など見事でした。あっけなく、ハリーやM.Jに正体をばらしてしまうところは、少々拍子抜けでした。マスクを剥ぎ取るのに何かの邪魔が入りそう簡単に正体は明かさないだろうと思っていたのでネ。ベン叔父さんの無念の死の責任を感じて悪と戦ってきたスパイダーマンが改めて自分の意思と強い決意でほんとうのアメリカンヒーローになる今回、涙と愛と笑いの中に本当のエンターテイメントを楽しく見せたサムライミ監督に心から拍手を送りたいと思います。「面白かった!!!」
蜘蛛男の苦悩は続く・・・
アメコミの「スパイダーマン」の実写映画第2弾。
相変わらずMJへの恋に悩む主人公ピーターは、スパイダーマンとして新たな敵「ドック・オク」と戦うことになります。
前作同様、戦いの場面のSFXやアクションも素晴らしいんですが、やはり、この作品の肝は、悩める主人公ピーターの等身大の姿。
「ドック・オク」の正体を知りながら戦わなければいけない苦悩も見事に描かれています。
ラスト。一応、ハッピーエンドではあるんですが、次回作への伏線(ピーターにとっての不安要素)を残して終わるあたり・・・ニクイです(笑)
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