スパイダーマン2のレビュー・感想・評価
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シリーズ最高かな!
ラストでは、「GO!SPIDER MAN!!」と思わず口から出てしまった。それほど今回の作品はテンポといい、ストーリーの面白さといい抜群の出来だと思います。そこかしこに出てくるジョークも気が利いていて、心の底から笑えます。しかし、私はこの作品は悲恋の物語だと思います。M.Jを思って自分の気持ちを押し殺して別れを告げるピーター。研究の為に最愛の妻を死なせ、感情の強い動揺によって怪物と化してしまうドクターオクタビス。悲しい愛の物語が強く描かれていると思います。ハッピーエンドに思える最終章もこれからの彼らの愛の行方を考えるとよけい涙を誘いますね。地下鉄のシーンでヒーローが打ちのめされ、不特定多数の人々の信頼と、愛と励ましによってまた新たな決意で悪に立ち向かう姿、不覚にも泣けてしょうがありませんでした。単純なアメコミの映画化されたものを見に行って、心に強く響く悲しい物語を見たと強く思っています。ドクターオクタビスを演じたモリーナはレイダースでずるい遺跡への案内役でしたね。この作品では聡明な科学者が悪の怪物に変わっていくところの表情など見事でした。あっけなく、ハリーやM.Jに正体をばらしてしまうところは、少々拍子抜けでした。マスクを剥ぎ取るのに何かの邪魔が入りそう簡単に正体は明かさないだろうと思っていたのでネ。ベン叔父さんの無念の死の責任を感じて悪と戦ってきたスパイダーマンが改めて自分の意思と強い決意でほんとうのアメリカンヒーローになる今回、涙と愛と笑いの中に本当のエンターテイメントを楽しく見せたサムライミ監督に心から拍手を送りたいと思います。「面白かった!!!」
蜘蛛男の苦悩は続く・・・
アメコミの「スパイダーマン」の実写映画第2弾。 相変わらずMJへの恋に悩む主人公ピーターは、スパイダーマンとして新たな敵「ドック・オク」と戦うことになります。 前作同様、戦いの場面のSFXやアクションも素晴らしいんですが、やはり、この作品の肝は、悩める主人公ピーターの等身大の姿。 「ドック・オク」の正体を知りながら戦わなければいけない苦悩も見事に描かれています。 ラスト。一応、ハッピーエンドではあるんですが、次回作への伏線(ピーターにとっての不安要素)を残して終わるあたり・・・ニクイです(笑)
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