スパイダーマン2のレビュー・感想・評価
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自分がスパイダーマンであるがゆえ、人に言えずに苦悩する2作目。 1...
自分がスパイダーマンであるがゆえ、人に言えずに苦悩する2作目。 1作目よりも映像や格闘シーンが良くなっていたり、こちらの方がおもしろいと思う。 電車を止めるシーンは印象的です。がっつり顔出てしまっているけど、居合わせて乗客たちが良い人たちでした。良いシーンだったな。
前回はながら観だったので、今回がほぼ初鑑賞。切ないシーンが多い中、...
前回はながら観だったので、今回がほぼ初鑑賞。切ないシーンが多い中、電車の救出シーンは感動的。この時代、携帯にカメラが無くてよかったと心底思ってしまった。 少し前の映画を観ていて楽しいのは思いがけないひとが小さな役で出演しているのを発見出来ること。今回は海外ドラマのボーンズ博士役のエミリー・デシャネルが受付嬢として数秒間出演していた。
スパイダーマン2
今やってるスパイダーマンが面白いらしいけど、今までのを観てた方が楽しめるらしい、ということで、はじめのスパイダーマンから観始めて、間違えてアメイジングスパイダーマン2を途中まで観てしまい、話が全然繋がらないし主人公違うし変だなぁと思って、気付いてスパイダーマン2を観る。MJの婚約者の彼が可愛いそう。アーム4本が病院で暴れるところとか、ハリーがベランダ(?)に立ってて、ドシーン、ドシーン、と足音が近づいてくるところとか、ホラー映画っぽいところが楽しい。
1よりは面白かった
MJの出番が減ると話が面白くなる なのでMJの出番の少ない前半は面白かった ラストがまた意味不明というか こんなことして、お前ら幸せになれると思うなよって感じ 相変わらず、デイリー・ビューグルの編集長と 今回は、ドクター・オクトパスも良かった
随所に人の優しさが観られる作品
普通の人達が負傷しているスパイダーマンに対し彼を守る行動に出た時には人の本来の優しさにふれたようで胸が熱くなりました。 なので、ラストMJがあんな暴挙に出なければもう少し評価は高かった。アレはやったらアカン。喜ぶピーター・パーカーもアカン。そこに幸せはない!
ヒーローの苦悩!
大いなる力には、大いなる責任がが伴う。 誰の心の中にもヒーローは存在する。 だから正直に勇気を持って、気高く生きられる。そして最後は誇りを持って死ねる。 メイおばさんの言葉が響きました。
No.1スパイダーマンムービー
ノーウェイホームに備えてDr.オクトパスを復習しに見ました。劇場、DVD、配信で3回目かな。
ヒーローであるが故に上手くいかない私生活から迷いが出たピーターは特殊能力が不安定になり、自分の人生を取り戻すためにスパイダーマンを辞める決意をする。決意とともに力を失うが、事件や事故を見て見ぬ振りをすることにも抵抗を覚える。
子どもたちからスパイダーマンが必要とされていることや、スパイダーマン自身が誰かの夢やヒーローズになっていることを知るピーター。メイおばさんから、大事なもののためには時には自分の夢を諦めることもある、と説かれ、ヒーローとして生きていく決意を固める。
スパイダーマンを狙うハリーと取引し、MJを人質にしたDr.オクトパスとの対決が白眉。マスクが汚れたらすぐに脱ぎ顔をさらけ出し、ブレーキを壊された列車をスパイダーマンが体を張って止める。なんとか止まった列車の中で、乗客たちは力尽きたスパイダーマンを労り、素顔について誰もバラすようなことはないと約束し、Dr.オクトパスの前に立ちはだかる。
ハリーはスパイダーマンと対面し、ピーターの顔を見て動転する。ピーターはハリーにMJが捕まっていることを伝え、復讐よりも今すぐにやるべきことがあると説得する。
スパイダーマンはMJと核爆発から街を救うために再びDr.オクトパスと対決する。
オクトパスは戦いの中で正気に戻り、自ら核融合炉とともに川に沈んでいく。
ピーターはマスクを脱いでMJに自身の境遇を伝え、愛しているがやはり一緒にはいられないと告げる。
MJは結婚式から抜け出し、ピーターの元へ。MJはピーターの悩みを知ったうえで、ピーターが街を救うなら自分がピーターを救うと宣言する。
あらすじ書いてて自分の胸が熱くなってきます。(印象深いところだけ書いてるのであらすじというか切り抜きです)
MJの八方美人ぶりへの批判は多いですが、最後の最後でピーターを守ると言い切ったMJは最高です。当時はあんまり美人じゃないなと思ってたけど、今見たらかわいいよ。
トビー・マグワイアのピーターも言わずもがなハマり役です。とぼけた顔して辛い顔をあまり表情に出さないのにとても追い詰められてる感じが伝わって良いです。
Dr.オクトパスはさすがの演技でした。サム・ライミ版はみんなヴィランが二重人格なので、ヴィラン役は演技上手ですね。ノーウェイホームでお会いしましょう!予告編を見た際には腰を抜かすかと思いました。
サム・ライミのホラー手腕がところどころで出てきますが、なぜこんなにホラーっぽく撮るのか(笑)他にもマトリックスオマージュ場面など小ネタがたくさん入っていたように思います。
これだけおもしろい映画が作れる監督はなかなかいないと思います。ホラーばかり撮ってるけど、たまにはまたこういう映画いかがですかねぇ。
登場人物の性格があまり好きではないが
私生活を犠牲にしヒーロー活動を行うピーターはヒーローと普通の生活の狭間で揺れ始め…。 サム・ライミ版第2作。当時何回か観た気がするにも関わらず細部を忘れてしまっていた作品。今観るとMJの性格が好きになれないがアクション映画として楽しめました。
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
「スパイダーマン」に引き続き、この作品も改めて書いていく。
前作のレビューをまだ読んでない方は、是非。
スパイダーマンは数多く映画化されてきたが、ここまでヒーローの実情をリアルに描く作品は、このサム・ライミ版スパイダーマンだけだ。
ヒーローをしていると、愛する人の傍にいれないだけでなく、お金もなくなっていく。
序盤から、バイトのピザ屋をクビになり、一人暮らしの家賃もロクに払えず、カメラマンの代金ですら前借り分も返せず、散々。
メイおばさんもお金に困っており、それでも泣きながらピーターにお金を渡すシーンは何度見ても心が痛む。
MJの事も振ったもんだから、新しい彼氏をいつの間にか作り、ハリーはずーーーっとピーターに父の仇であるスパイダーマンの居場所を聞き続ける始末。
ピーターはそんな中大学の授業にもロクに出られず、落第寸前。
これこそまさに、ベン伯父さんが言っており、私がこのレビューのタイトルに選んだ「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉の通りである。
ヒーローであることがこんなにも辛いなんて。
何をやっても空回り。ヒーローであればあるほど、日常生活が何も上手くいかない。
ピーターは苦悩する。
こんな苦悩の内側をまざまざと見せつけてくるヒーロー映画が他にあるだろうか?
見てるこっちも辛くなるようなシーンしかない。
そんな中、ドクターオクタビアス博士が、自身の夢である核融合に挑戦。
結果はあえなく失敗。それどころか、そのせいで事故が起き、妻も失ってしまう。
オクタビアスは「もう止まれない」と、もう一度大きな核融合を起こす為にめちゃくちゃし出す。
ピーターもそれどころじゃないけどたまたま人質になっちゃう伯母を救い、街も救う。
だが、MJとの唯一の約束すら果たせず、完全に失望させてしまう。
ピーターは何度も何度も言いたくなる。僕はスパイダーマンなんだ。だから君と付き合えないし、約束も守れない。
ピーターの苦悩は遂に体にも現れ、スパイダーマンの能力が使えなくなってしまう。
こんなにも辛い思いをするのなら。
ヒーローであることで自分を殺し続けるくらいなら。
ピーターは決断する。スパイダーマンをやめることを。
そこからなんて楽しそうなのだろう。
毎日が輝きまくるわけだ。ここが今回の唯一明るいシーン。
だが、視聴者含め、「これでいいの?」というモヤモヤがあるので、明確には明るいとは言えないかも。
それでも、彼は久々の自由を謳歌する。
だが、それをキッカケに関係の修復を望むも、MJには今更何?って感じで、寧ろ関係は悪化。
そして、遂にピーターはメイおばさんに、ベン伯父さんとの真実を伝える。
今まで誰にも言えず、ずっと罪悪感で苦しんでいただろう。
メイおばさんは最初に聞いた際には、酷くショックを受ける。当たり前だ。間接的に息子()が殺したと思っても差し支えない話だ。
それでも数日後には、いいの、気にしないで。寧ろ話してくれてありがとう。辛かったわね。と、女神のような言葉を涙ながらに掛ける。
なんて素晴らしい人なんだろう。息子()とはいえ自分の愛する人が殺される要因を作った人に対して、そんな言葉を掛けられる人がどれ程いるのだろうか。
私は心の底から、メイおばさんを尊敬する。
何なら、この映画のヒロインはMJではなく、メイおばさんだと本気で思う程である。
その大きな理由は3でもっとわかる。お楽しみに。
そしてメイおばさんに言われる。
ヒーローであること、ヒーローがいることは、それだけで皆の心を明るくし、希望を与える存在なのだと。
ピーターは葛藤する。
しかもピーターは優し過ぎて、自分がベストを尽くさない事で誰かが犠牲になる事が許せない。
火事現場からピーターパーカーとして子供を助けた時も、スパイダーマンなら助けられた命が他にあったということを知り、罪悪感に苛まれる。
また葛藤する。戻るべきなのか。
そんな中、MJはスパイダーマンに対する恋心や、ピーターに対しての未練を断ち切れずにいた。
それでもピーターは、ヒーローとして戻ろうと思い出してしまっているので、すれ違いでまたまた上手くいかない。
からの、突然ドクターオクトパス襲来。MJ誘拐。
というのも、ハリーからパラジウムを貰いたい→ハリー「スパイダーマンうざいからここに連れてこい」
→どこ?→多分ピーターが知ってる!(?)
てなわけである。理不尽。
ハリーはもう、復讐に取り憑かれてしまっているわけである。
MJを奪われてピーター激怒。スパイダーマンは完全復活を果たし、遂にドクターオクトパスと最終決戦。
この電車のシーンは、映画史に残る名シーンの一つだと、個人的に思う。
息つくまもないスピーディーなアクションに、電車のブレーキを壊され、体をボロボロにして電車を止めるシーン。そして乗客に助けられ、素顔を見ても皆カメラひとつ向けず、若きヒーローに敬意を表すシーン。
なんならこの映画はここがピークだ。
この市民が非力ながらもスパイダーマンを守り、助け合うのが熱すぎる。
そしてピーターはハリーの元へ連れて行かれ、正体がバレてしまう。
ハリーはめちゃくちゃショックを受ける。親友が父を殺したのか?と。
一旦そこは置いておき、ピーターはMJを助けに向かい、一応決戦。
ドクターオクトパスはやっと目を覚まし、機械から自我を奪い返し、核融合ごと、自らを川に沈め、幕を閉じる。
カッコイイなぁ。新作でどのような形で出演するのかわからないが、めちゃくちゃ楽しみだ。
そして、MJにも正体がバレ、やっと本当の自分の思いを伝える事が出来る。
やっと。
長く苦しい戦いだっただろう。
ようやく報われたような、そんなシーンだ。
ハリーは心の中のパパに触発され、ゴブリンへの道を開く。
ラストのMJの結婚式に、彼が緑の蝶ネクタイを付け、ニヤリと笑うシーンは、監督のセンスとしか言い様のない素晴らしいシーンだ。
そしてMJは式を飛び出し、ピーターと結ばれる覚悟をする訳だが、単純に宇宙飛行士が可哀想やな。ただMJに振り回されっぱなしなのが。
ピーターと結ばれ、ハッピーエンドを匂わせはしているが、このシリーズがそんな生易しいシーンを見せてくれる訳もなく、愛し合う時間を中断し、街を守りに行く彼の後ろ姿を悲しそうに見つめるMJを見ると、これがまた次の災難の序章にしか過ぎないのだなと、わかるわけである。
1も暗いが、2も暗い。
常に心臓をキュッとされているようなシーンの連続。
だが、これこそがリアル。
ヒーローなんてものは、そんなに甘くない。
現実も、全然甘くないし、何もかも上手くいかない。
そんな中、たまーーに上手くいくのが人生だったりするもので、それを正に表していて、本当に面白い映画だなぁと思う。
さて、ラストの3はもっと辛い。
でもいいシーンも盛り沢山なので、最後までピーターに感情移入して、一緒に苦しみましょう。
授かり物は世のために使え
ヒーロー家業が多忙過ぎてまともな職にも就けず、愛しいMJはまた新し男を作って婚約するし……この人自虐的に自分をブスと言っといて意外にスゲーモテてんじゃん(苦笑)そして、親友との確執……気持ちがぶれ過ぎてついに蜘蛛の力も消失?!記者が今作の敵であるDr. オクトパスをDr. ストレンジと名付けようとしたのは当時の俺では気付けなかったけど、今なら分かるわ(笑)製作はソニーだけど、マーベルネタだったのな(*´ω`*)スパイダーマンの素顔を見ても乗客の人の対応が素晴らしい!『通りたければ俺を倒してから行け!』とオクトパスの前に立ち塞がる皆カッコイイぜ(TωT)スパイダーマンシリーズ最新作でグリーンゴブリン同様にオクトパス役の人も続投で登場するようです!
ヒーローとしての生活とプライベートの生活は成り立たない。
前作でスパイダーマンとして生きることを決め冒頭から人助けをしまくるピーター君。しかし一人ですべての人間を救うのは無理があり、ヒーローとしての力が徐々に弱まっていく。大学生活もあれば金も稼がなければいけない。愛する人との待ち合わせに行く途中でも凶悪犯がいたらスパイダーマンの出番だ。しかしこれを全部同時に行うのは神様でもない限り不可能で、どちらかを選択しなければいけない時が迫ってくる。 前作でグリーンゴブリンがゴンドラの人間とMJを天秤にかけどちらを助けるかを迫るシーンがあり、あの時はどちらとも助けられたが今作ではその選択の連続性を感じさせられよりシビアさが増した2作目である。 ゴブリンに次いで今回のヴィランも科学者であるがまるでモンスター映画のような造形は見事だ。アームで歩行するときに地鳴りが起きる所はゴジラを彷彿とさせるし、機械と人体の見事な融合のフォルムは10年以上たった現代でも十分に通用するデザインでとてもかっこいい。
1観てからのほうが良い
これは観てたが1観ずに観てたので1観てからのほうが良いというのはわかった。あたりまえだが。 アクションシーンの映像の型(ビル間びゅんびゅん)は1で出来てたわけだが、クオリティの上がりかたがすごい。これ2004で今以て型落ち感がないということは、この当時の映像革新はすごかったんだろう。 シナリオも充実してるし、これも平均点が高い出来。終盤の畳みかける展開がすばらしい。ようやく実を結ぶ恋、あれなんかが1観てると違った。そして3へのフリがあるあたり抜け目なく上手い。
面白い!
自宅PS4にて、amazon prime videoで鑑賞しました。
前作を上回る面白さだったと思います。アクションシーンも派手でカッコよく、ストーリーも良かったです。電車を止めるシーン、時計塔の上で戦うシーンなど、印象に残りました。展開も印象深かったですね。一旦はヒーローであることを辞めたピーターでしたが、いろんな人との出会いや、新たな気づきを経てスパイダーマンとして復活する様はほんとに鳥肌がたつほどカッコ良かったと思います。親友のハリーやMJに正体を知られてしまいましたが、逆に今までのモヤモヤがスッキリして良かったかなと感じました。
26位/444 2021.05.29現在
スパイダーマンの中で1番好き。 スパイダーマン大好きで アメイジングも トムホランド版も好きだけど サムライミ版が1番好き。 アベンジャーズエンドゲームが マイランキング2位なので 言ってることが矛盾しちゃうけど サムライミ版の この映画の中では スパイダーマンだけがヒーロー って世界観が好き! いや、トムホランド版も めちゃくちゃ好きなんですよ! アイアンマンと親子的な感じも だいすきなのよ。 大好きなんだけど スパイダーマンだけでいい! あぁぁ複雑。 すごく悩むスパイダーマンが とても親近感が湧く。 電車を止めて 乗客に正体がバレて みんなが内緒にするって場面。 あの場面は、自分の映画史の中でも 屈指の号泣場面です。 スパイダーマン新作が楽しみです! 以下、 超個人的主観による駄文のため 盛大にスルーしてくださいあ (RG風) スパイダーマン2のあるある言いたい♫ スパイダーマン2のあるある早く言いたい♬ スパイダーマン2のあるある今から言うよ♪ スパイダーマンの正体 家族には言っていい?って悩みがち♩ 結婚式抜け出したとしても 着替えたいな!って思いがち♩ 備考 点数は自分が 生まれてから現在ま 観た映画をランキングにして 相対評価で点数付けてます 上位と下位から順番に 感想書いてます 初回鑑賞年齢→24歳 (2021年時点40歳) 初回鑑賞場所→映画館 鑑賞回数→5〜6回 記憶度→95% マイ映画ランキング 2021年時点 全映画中→26位/443 洋画部門→21位/368 スパイダーマン部門→1位/7
脳裏に焼き付くシーンが満載の、ヒーロー映画の理想系!…ただしヒロインの描写は👎
アメコミ映画の金字塔『スパイダーマン』シリーズの第2弾。
スパイダーマンとしての活動と自分の人生とのバランスに悩むピーターの前に、新たな敵「ドクター・オクトパス」が現れる。
監督は前作から引き続きサム・ライミ。
○キャスト
ピーター・パーカー/スパイダーマン…トビー・マグワイア。
メリー・ジェーン・ワトソン…キルスティン・ダンスト。
ハリー・オズボーン…ジェームズ・フランコ。
J・ジョナ・ジェイムソン…J・K・シモンズ。
ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン…ウィレム・デフォー。
製作総指揮/原作はスタン・リー。
また、本作から『X-MEN2』『ハルク』のケヴィン・ファイギも製作総指揮に加わっている(『1』にも携わっているようだが、そちらはノンクレジット)。
第77回 アカデミー賞において、視覚効果賞を受賞!
スーパーヒーロー映画の価値は、どれだけ印象的なシーンがあるかで決まるっ!
シナリオがイマイチでも、脳味噌にこびりつくような衝撃を受けるほどのアガる場面が一つでも有れば、それはヒーロー映画としては成功しているのだと思う。
その観点から言えば、本作『スパイダーマン2』はアメコミ映画史上最高峰の作品だと言っても差し支えないでしょう!
脳裏に焼き付くシーンとはどこか…?それは言うまでもなくあの電車のシーン!🕸🚃
後の『スパイダーマン』作品、『スパイダーマン:スパイダーバース』やゲーム『Marvel's Spider-Man』でもパロディとして使われた、まさに『スパイダーマン』という作品を代表する名シーン💕
スーツをボロボロにしながら、文字通り「体を張って」電車を止めるという行動に対する感動もさることながら、一番素晴らしいのは正体がバレることに対して、一切の躊躇も見せずマスクを脱いだところ。
あそこでピーターが一瞬でも躊躇していたら、ここまで感動的なシーンにはならなかっただろう。
ずっとスパイダーマンとしての活動に悩んでいたピーターが、ここにきて真のヒーローとして覚醒を果たす。
その後の乗客の対応を含め、激アツすぎて涙…🥲
ここはアメコミ映画史上最高のシーンである!異論は認めないっ😤
『1』の時と同じく、取り残された住人を助けるため火事の現場へ飛び込んでいくシーンがあるが、『1』とは違い本作で助けに向かうのは素顔のピーター。
こういう『1』との対比によりピーター・パーカーの成長を表すのも上手いです♪
電車のシーンとは違い地味だが、本作で最も重要なシーンだと思う。
スパイダーマンの能力の個性を存分に発揮する、上下のアクションも本作の白眉な点。
ドクター・オクトパスとスパイダーマンが、ビルの壁面を下がったり上がったりしながらバトルするというのは凄い発明!
あわよくばもっとこのバトルを見ていたかった。
このシーン、救助されたメイおばさんがピーターの正体に気付く描写がすごく良い。セリフで説明したり、過剰な演技やカットを用いることなく、ただ一言「あなたを誤解していたわ」。
尺を割くこともなく、スマートかつ端的に描く。匠の技です。
前作でも見え隠れしていたサム・ライミ監督のホラー愛。本作ではそれが爆発している。
オクタビアス博士がオペを受けるシークエンス。ここの医者を殺戮する描写は完全にホラー。しかも一昔前のホラー風に演出している。あまりにも唐突にホラー描写が始まるのでちょっと笑っちゃった🤣
オクタビアス博士の奥さんが死ぬシーンや、ハリーの下へドクター・オクトパスが忍び寄るシーンもホラー風味。
第1作のヒットを受けて、かなり好き勝手つくらせてもらえるようになったんだなぁ、と感じました。
どうでも良いんだけど、核融合実験の為に作った人工アームが既にオーバーテクノロジーものなんですが…💦
まずはそっちから先に世間に向けて発表したらどないです、博士?
一人の青年の苦悩と、ヒーローとしての覚醒はまさに「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という作品のテーマを表している。
メイおばさんがピーターに語るヒーロー論には思わず涙…。
本当に泣けるんですよねー、この映画😭
人命救助シーンも満載。前作から引き続き、この描写をしっかり作品に組み込んでいる所に好感が持てる。やはり、911テロから日が浅い時期に公開されているシリーズだから、この点をしっかりと描くことを命題にしているのかしら?
やっぱりヒーローの原点は人命を救うことにあるのだから、この点は今のヒーロー映画にも見習ってほしい。
何よりオープニング・クレジットにアレックス・ロス大先生を連れてきたのが素晴らしい!あのクレジットは全アメコミ映画に導入して欲しい!😆
ここを見られただけで、僕満足!
冴えない青年とデブのおっさんが戦う映画でも、要点を押さえれば素晴らしい作品になることを証明した偉大な一作。
それだけに、MJの描き方の酷さが作品の足を引っ張っていることが残念でならない。
マジでMJのことを好きな観客って存在するのか!?
どう考えても下宿の娘さんを新しいヒロインとして扱った方が良いと思うんですけど😅
本作の一番の被害者はオクタビアス博士でも博士の奥さんでもなく、宇宙飛行士のジェイムソンくんです。
マジでMJ関連のエピソードを全部作り直して、下宿のお嬢さんでロマンスしてくれたら超傑作だったのになぁ。
まあ気になる点もありますけども、基本的には大満足。理想的なアメコミ映画だと思うし、笑いあり涙あり恐怖ありの、三拍子揃ったエンタメ映画のお手本のような作品だと思う。
観賞後、しばらくは「スパイダーマン、スパイダーマン!フンフフンフフン、フンフフン♪」とメインテーマを口ずさんでしまうことでしょう!
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