スパイダーマンのレビュー・感想・評価
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見返してみて
だいぶ昔に観たものを見返しました。
2回目に観てみると、「たまたまこうなった」という偶然が起きすぎてる展開な気もしますが、
それが気にならないほどはじめに観た頃は引き込まれたのだなと感じました。
カメラの動かし方や演出はちょっと古めかしさもありますが、かなり好きです。
良いポイントがいくつもあります。
シーンチェンジで物をオーバーラップする
ウィレムデフォーの鏡を使った演出と演技
話の展開(予定調和な気もするけど気にならない)
テンポが良く、退屈で冗長となる間が少ない。
逆さキスというロマンチックかつ面白い演出
悪役でありながら対話ができる(そもそも原作が良い)
改めてみるとMJ八方美人で調子いいやつだなと思ってしまいました。
現実でも男女関係なんてそんなもんですけどね。
一点気になったのは、驚かす演出そんなにいっぱいなくてもいいんじゃないかなというところ。
映画的で嫌いじゃないですが。
大いなる力には大いなる責任が伴う
サム・ライミ監督のスパイダーマンシリーズ一作目。
スパイダーマンのオリジンを知りたければこれを見よ、といった作品。
なよなよした冴えない見た目の主人公が蜘蛛に噛まれた事で激変。
目が覚めると筋肉がついて腕から糸出したり身体能力が向上する。
公開当時はものすごく憧れたw
自分の力に天狗になるのもわかる。
そして育ての親、ベンおじさんの一言
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
おじさんを亡くしてからその意味に気付く。
最小限の登場人物と分かりやすいストーリーで誰が見ても楽しめる内容だと思う。
漫画チックな描写や今見るとCGも古臭いかも知れないけどあまり気にならない。
ビルの間をスイングしていく描写はジェットコースターのような気分を味わえる。
終盤の戦いも初見だとハラハラすると思う。
このスパイダーマンを見た事がきっかけでマーベル作品が好きになっていった。
自分にとっては大切な一作。
面白かった!
自宅PCにて、amazon prime videoで視聴しました。
内容としては、新種のクモに噛まれた少年が特別な力を手に入れ、それを使い街中の悪と戦う、というアクションムービーです。
感想としましては、すごく面白かったと思います。この映画は、テンポが良いと感じました。2時間程度ある映画ですが、次々と話が展開していくので全く飽きずに最後まで見ることができました。
またストーリーも面白く、主人公とその周りの登場人物が色々な形で関わってきていて、色々な角度で楽しめました。
最新CG技術の結晶で生まれた飛翔シーンの映画的醍醐味
ある一点を除けば、ヒーローのオリジン映画としては最高峰の出来でしょ!
現在に至るまでのアメコミ映画人気を確固たるものにした、記念碑的な作品『スパイダーマン』シリーズの第1作。
特殊な蜘蛛に噛まれたことでスーパー・パワーを手に入れた青年、ピーター・パーカーが「スパイダーマン」として活躍する様子を描いたアメコミ・ヒーロー映画。
監督は『死霊のはらわた』シリーズや『ギフト』のサム・ライミ。
主人公ピーター・パーカー/スパイダーマンを演じたのは『エンパイア レコード』『サイダーハウス・ルール』のトビー・マグワイア。
本作のヴィランにして軍事企業「オズコープ」の社長、ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリンを演じたのは『プラトーン』『アメリカン・サイコ』の、レジェンド俳優ウィレム・デフォー。
ピーターが想いを寄せる同級生メリー・ジェーン・ワトソンを演じたのは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『ジュマンジ』の、名優キルスティン・ダンスト。
ピーターの親友にしてノーマンの息子、ハリー・オズボーンを演じたのは『25年目のキス』のジェームズ・フランコ。
新聞社「デイリー・ビューグル」の社長、J・ジョナ・ジェイムソンを演じたのは『サイダーハウス・ルール』『ザ・メキシカン』の、後のオスカー俳優J・K・シモンズ。
製作総指揮/原作はマーベル・コミックの編集長として辣腕を振るった、伝説のアメコミ原作者スタン・リー。
マーベル映画には決まってカメオ出演することで知られているが、本作ではグリーン・ゴブリンから逃げ惑う群衆の一人として顔を覗かせている。
今や世界で最も人気のあるフランチャイズとなった「MCU」。しかし、このシリーズの成功の下地を築いたのは本作から始まった『スパイダーマン』シリーズと言えるでしょう。
これまでにもアメコミヒーロー映画の成功作品はあった。例えば1978年の『スーパーマン』や1989年の『バットマン』がそう。
とはいえ、やはりコミック原作もの=子供向けという図式は壊せなかった。両作品とも、金儲けを目的とした安易なシリーズ化の結果、尻窄み的な終末を迎えてしまった。
しかし、1998年の『ブレイド』の登場により潮目は変わる。
コミック原作でありながらPG12という規定で公開されたこの作品の成功により、アメコミ原作映画の間口がグッと広がった。
そして2000年の『X-メン』により、アメコミは世界的なムーヴメントとなり、2002年の『スパイダーマン』により決定的なものとなった。
子供の時に観て以来なので久しぶりの鑑賞となったが、今観ても映像的には全く古くなっていない。
CGの不自然さも感じないし、スーツに至ってはMCU版よりもカッコ良いとさえ思える。
この映像のリアリティにより、本来は荒唐無稽なヒーロー作品に説得力が生まれ、広い世代の観客に受け入れられることになったのだろう。
スーパーヒーロー作品にホラー映画の監督サム・ライミ!?と思った人も多かったんだろう。
子供の頃はそんなこと知らないから普通に観ていたけど、知識がついた今なら自分でもそう思う。
でも改めて鑑賞して、なるほど!と思った。
蜘蛛に噛まれて変身するのって、確かにホラー映画の系譜だ!
1920〜50年代的なユニバーサル・モンスターズの正当な後継者がアメコミ・ヒーローだったとは盲点だった。
自分の身体から糸が出てくるって、よくよく考えると凄いキモいし怖い…😖後々、オリジナルのスパイダーマンは機械で糸を出していると知って驚いた、というのは自分だけではないと思う。
ベンおじさんを殺した強盗を追い詰めるところとか、完全にホラー映画的な演出だったもんな〜。怖いっ!
本作の作風はダークでハード。これは『ブレイド』や『X-MEN』の流れを引きずっているからだろう。
スパイディ特有の軽口は本作では封印されている。本作でスパイダーマンを知った観客は「えっ!スパイダーマンって本当はこんなに明るいキャラクターなんだっ!」と後年になって知り驚いたことだろう。自分はそうでした。
シナリオはすごく良くできている!
『スパイダーマン』を全く知らない人への説明としては完璧に近いのでは。
スパイダーマンの能力について、科学者が学生に向けて蜘蛛の特性を説明するという描写によって明らかにするところなんか、スマートだし分かりやすい。
自分の力に溺れるピーターを描写する為に、家族3人が写った写真を蜘蛛の糸でピキッと割るところとか、ベタだけどわかりやすいし上手い。
ヒーローとしての自覚を持ったピーターが、倒れたメイおばさんの枕元に置いてある同じ写真をしげしげと眺める描写を入れるとか、監督分かってるぅ〜!と言わざるを得ない。
「親愛なる隣人」としての活躍、つまりNY市民のピンチを助けるという描写をたっぷり描いているところも良い!
ヴィランと戦うことがスーパーヒーローの使命ではない、ということを作り手が理解している点が素晴らしい!
市民の救助活動をしっかりと描写したおかげで、クライマックスでスパイダーマンのピンチを市民が助けるというシーンが効いてくるわけです👍
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というスパイダーマンのテーマを、作品全体の展開を通して描き切り、さらには続編の布石も置いておくという抜かりのない作品。
それだけに、とある一点が非常に気になってしまう。
そう、それはMJの描き方!
多分同じことを思っている人も多いと思うが、本作のMJはとにかくあっちへウロチョロ、こっちへウロチョロと男の間を動き回る。
まぁ、正直ビッチと言われても仕方がない描かれ方をしている。
彼女は荒んだ家庭環境で育っており、そのことが過剰に異性との繋がりを求める彼女のアイデンティティを形成した、というのはわかる。
家族で激しく言い合いをした後、ピーターと言葉を交わしている最中に恋人のフラッシュが車に乗ってやってくる。
あれだけ落ち込んでいたのに、フラッシュの前では何事も無かったかの様に振る舞うMJの姿は観客の心を打つ。
とはいえ、そういうキャラクター像がヒロインとしての魅力に繋がるか、といえばそうでは無いわけで…。
複雑な恋模様が描きたかったのはわかるけど、一作の中でフラッシュ→ハリー→スパイディ→ピーターと、3回も心変わりするというのは、やっぱりちょっと受け入れ難い。
ある意味リアリティがあるとも言えるけど…😅
MJのキャラクター像には不満が残るが、それを除けばヒーローのオリジンストーリーとしては満点💯
ダークな作風だが笑えるところもちゃんとあるし、アクションはめっちゃカッコ良い✨
エンドロールで「スパイダーマンのテーマ」が流れるところなんか、本当によく分かってる!
アメコミ映画初心者に一本オススメするならば、間違いなくこれ!
MCUファンにも観てもらいたい一作!
複雑
力の責任
スパイダーマン・シリーズ(サム・ライミ版)第1作。。
WOWOWシネマで3回目の鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
初めて観た時、驚異の映像に度肝を抜かれたことを覚えています。スパイダーマンが摩天楼を駆け抜けていくスピード感が凄まじく、VFXの進歩を実感したと同時に、まだ子供ながら日本の特撮もここまで金を掛けてくれたらもっと面白くなるだろうになぁ、なんてことを思いました。
本作からじゃないかしら、主人公が苦悩しながら戦い、勧善懲悪で括れないストーリーが展開されるヒーロー物が増えたのは。スパイダーマン/ピーター・パーカーは完全無欠のヒーローではなく、ある日突然力を手に入れてしまった思春期の青年であることが、キャラクターとしての大きな魅力だなと感じました。等身大だから、いろんな人が共感出来る。
大いなる力には大いなる責任が伴う。ヒーローとしての使命か、高校生としての日常か。どちらも彼にとっては大事なことであり、天秤に掛けることなど出来ません。
ひとたび自分がスパイダーマンだとバレてしまったら、大切な人たちに危害が及ぶかもしれない。ヒーローだってひとりの人間であることに気づかされた作品でした。
※修正(2024/04/26)
原点にして頂点。
原作愛を感じました。
シネマティックユニバースシリーズは鑑賞済み、アメイジングシリーズは未鑑賞。原点に戻って、元祖スパイダーマン、鑑賞しました。
敵がコミックのメジャーヴィランのグリーンゴブリンだったり、ピーターがカメラマン的な仕事してたり、全体を通して原作コミックへのリスペクトが感じられました。そして、なんと言ってもあのスパイダースイングの華やかさ!ジェットコースターに乗ってるみたいな感じでした。以降の作品ですでに見てますが、初見だったら、感動モノでしょう!CGは、今から見るとクオリティは低いけど(笑)
ストーリーは、ベンおじさんとの別れ、親友のお父さんとの戦いなど、ピーターの成長を中心に良くまとまって良かったけど、それ以上にキャストの方々がハマってましたね。パーカー役のトビー・マグワイヤは、イケてない雰囲気が存分に発揮されていました(笑)あのぎこちない笑顔でずっと見続けてるときの何考えてるか分からない表情、ある意味サイコーの演技!演技なのか、もしかして、素なのか(笑)しかも、個人的に、会社のイケてない後輩にそっくりで、心から応援できました(笑)ウィレム・デフォーはノーマンとグリーンゴブリンの演じ分けがお見事!この人に悪役任せれば、間違いないですね。
ただ、MJだけが浮いてた気がします。作品での存在も、女優さんも。ジュマンジでジュディ役だったキルストン・ダンストでしたが、終始エロめの衣装で目を引きましたが、高校生役としてはちょっと老けてたかなぁ。作中でコロコロ男を取っ替え引っ替えする人物像とも相まって、若作りビッチ感が、スゴい。。でも、当時20歳かぁ。見えない、逆に。。
エンディングテーマの「hero」、カッコよかったです!作品には合ってないけど(笑)おなじみのオリジナルテーマも最後に聴けて嬉しかった!
さて、次はスパイダーマン2、行ってみましょう!
今更ながら
有名な作品なのに観たことがなかったので観てみた。
やー主人公の顔が良いなカッコイイ。
途中パターンが分かってしまった。
が、その上でも面白かった。叔父が亡くなるところでは、涙してしまった。(涙腺がガバガバなので)
ヒロインに批評があるが個人的にはそうでもないと思う。
他のシリーズも観ようと思う。
大いなる力には…(キリッ)!!
丁寧に作ってあるとは思いますが、舞台や状況が変わる事が全く無いので、長くて退屈に感じます。ヒーロー活動を始めるまでが長く、「大いなる力には大いなる責任が伴う」とデカい事を言った割りにはヒーロー活動自体も殆ど無く、粘着気質のグリーンゴブリンとただ戯れるだけのショボい内容です。また、ヒロインが可愛くないので、モチベーションが全く上がりません。グリーンゴブリンがヒロインに遭遇した時の挨拶が、ダークナイトのジョーカーがレイチェルに会った時の挨拶と一緒で笑えました。序盤で裸眼視力が上がったシーンが良かったです。
ワクワク
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