劇場公開日 2002年5月11日

「大いなる力には大いなる責任が伴う」スパイダーマン RRR👑《共感:700》さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0大いなる力には大いなる責任が伴う

2024年3月15日
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冴えない主人公がスーパースパイダーに噛まれ人生が一転し、社会でもその活躍を高く評価して欲しいと願っている。その裏で友人(ハリー)の父親(オズボーン)が会社の経営に難航、評価されなかった研究を第2の人格が悪行に利用し、オズボーン自身が人格に振り回される。
『いくら頑張っても、どうせ憎まれる』という言葉が少し腑に落ちる。スーパーヒーローの根本的な信念に鋭い指摘を受ける。
また、高校生であるところがキャラの面白さで認められないとか、自分の近しい人への危機と向き合う時の怒り、悔しさは力をもってしてもという部分で半端じゃなかったと思うし、高校生の時点で他とは違う能力を持つことは普通でいられない(普通の生活が送れない)というのを感じた。

RRR👑《共感:785》