劇場公開日 2001年3月10日

「「ジェントルメン」が超楽しかったので、観てみました。」スナッチ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「ジェントルメン」が超楽しかったので、観てみました。

2022年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2001年。監督・脚本:ガイ・リッチー。
モノローグでストーリーを進めて行くスタイルは『ジェントルメン』と同じでしたね。
『ジェントルメン』のワルたちも魅力的でしたが、この『スナッチ』は、
ワルとワルの2乗いや3乗・・・手下よりも、ともかくボスの切れ方が尋常じゃない(笑〕
【あらすじ】
スナッチ(sna tch)の意味は、ひったくる、とか、かっぱらう、の意味。
映画は、盗んだ6カラットの大粒ダイヤモンドの取り合いを巡って、所有者が二転三転して、血みどろの取り合い、殺し合いを広げるクライム・サスペンスのコメディです。

『ジェントルメン』は題名が『紳士たち』ですから、マシュー・マコノヒーにもまだ気取りがあるというか、カツコツケ!!が多い。
ところが、この『スナッチ』は、もう品なんてあったもんじゃない!!
アメリカから参戦したブラピは、インチキ英語(ロマ、みたいな設定かな?)を駆使してます。
訛りが酷いし、汚いし、臭いし(多分ね、笑)・・・だけど、終わってみれば、最高の儲け役じゃん!!
ブラピの役は、キャンピングカーを郊外で売り付けるロマのリーダーかな?
だけどおまけに素手のボクシングが、滅多やたら強くて、ファイトシーンの、
パンチが黄金パンチ!!必殺パンチなのだ!!
(上半身も鍛えていてシックスパックが美しい。)
ブラピは汚い役でも十分に美しいのだ。

ガイ・リッチーは話術で魅せる映画監督ですよね。
結局「しゃべくり007」みたいな毒舌やボヤキや脅しの会話で進めて行く。
そして合間合間の暴力シーン。
ジェイソン・ステイサムも主役の一人なんだけど、ステイサムのアクションとかまったくなくて、ギャングの中間管理職みたいな役柄。
調整的な役割を演じているのも珍しいと言えば非常に珍しい。
ブラピとステイサムの共演なんて最初で最後ですよね(多分ね)

それにして、ワンコ(犬)の役割。
終わってみれば、主役はブラピに、ステイサムに、ワンコ!!
ワンコの使い方、リッチー監督、最高でしたよ!!

琥珀糖
seiyoさんのコメント
2024年3月14日

コメントありがとうございます。

コヴェナント、スッゴク良かったですよ。

私が3/10に観た
コートネームは…
は、ガイリッチー監督
アーガイルのヘンリーカビルが出演していました。
こちらもとても面白かったです

seiyo