シン・シティのレビュー・感想・評価
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【“罪の街”で行われる様々な残虐行為をモノクロをベースとしたアーティスティックな映像で魅せる作品。バイオレンス、SM、カニバリズムなど禁忌的な要素を交えながらも映像により見応えある作品にしている。】
ー 今作は、オープニングと三つの連関する掌編とエンディングで構成されている。-
■オープニングでは、一人の美女に対し近づく男(ジョシュ・ハートネット)が感情をサイレンサーで撃ち殺し、”報酬を貰わなければ・・。”と呟くセンスあるシーンが描かれる。
その後、EP1では屈強な肉体と醜い傷跡を持つ前科者・マーヴ(ミッキー・ローク)が愛した娼婦ゴールディ(ジェイミー・キング)を殺された恨みを晴らし、最後は電気椅子で処刑される様を描き、
EP2では、悪を尽くしたドワイト(クライヴ・オーウェン)が整形し、シン・シティに戻り娼婦である恋人ナンシー(ジェシカ・アルバ)と、潜入刑事ジャッキー・ボーイ(ベネチオ・デル・トロ)と対峙する姿をグロテスクに描き、
EP3では、オープニング後描かれた幼女連続殺人犯を追う刑事・ハーディガン(ブルース・ウィリス)が、ナンシー(ジェシカ・アルバ)を町の権力者ロアーク卿の息子であるジュニアから助ける姿を描くが、その後の展開が描かれる。
そして、エンディングでは再びオープニングの男が現れ、EP2で娼婦たちを裏切った女に狙いを定めるシーンで終わる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・バイオレンス、SM、カニバリズムなど禁忌的な要素を盛り込みながらも、罪の街で行われる様々な残虐な行為をモノクロをベースとしたアーティスティックな映像が、独特な世界観を作り上げている。
・それは、モノクロの中での血の赤や、手術で生き永らえた醜いジュニアの黄色であったり、場合によっては鮮血を白で描いている所に映像的なセンスを感じる。
・出演する女優陣達も、エロティックなコスチュームで魅せる人が多いが、そうでない方も多数存在する。一番はハーディガンにより幼き時に救出された、ジェシカ・アルバ演じるナンシーである。
<それにしても、このハード・バイオレンス映画に良くもマア、これだけの当時のハリウッドを代表する役者を集めたモノである。
特に資料を見て、吃驚したのがマーヴを演じたミッキー・ロークである。あれだけ変形していると分からないよ・・。
次に、ロアーク卿を演じたルトガー・ハウアー。分からなかったなあ。
更に、潜入刑事でありながら可なりの悪徳振りを発揮したジャッキー・ボーイを演じたベネチオ・デル・トロである。
ハッキリ言って、分かった人は凄いと思う。
それにしても、ベネチオ・デル・トロ、良くあの役を引き受けたなあ。>
生涯最高傑作(公開当時、初観賞後の気持ち)
まず予告編のあの曲が最高でした、わかってくれる方きっといるはずです(笑)! それから全編通しての映像美です、ハマってしまった、わかってくれる方きっといるはずです(笑)! ラストでハーティガンが自ら命を絶つシーンの切なさ・・・わかってくれる方きっといるはずです(笑)! 女性達の美しさや露出(笑)、そしてカーラ・グギーノのヌードに衝撃(もちろんいい意味で)、わかってくれる方きっといるはずです(笑)!
センスが光る作品。
かまいたちの夜のようなサウンドノベル、逆転裁判みたいなビジュアルノベルをさらに発展させたとても贅沢な紙芝居を見てる印象です。ストーリーは単調で、映像技術もシンプルだけど、なんでか目が話せなかったです。NHKのビジュアル紙芝居をなぜかずっと見てしまう現象と同じですね(笑)
今までに見たことないグラフィックノベルということで、発想はおもしろいです。白黒画面の中で、一色だけ色が映す映像も印象的でした。ただ、映画としてはちょっと物足りないですかね。DVDとして家で見るにはちょうどいい感じですね。マーヴ、ドワイト、ハーディガンの3人のストーリーが最後にクロスしたらもっとおもしろかったけど、単純にオムニバスだったのが、ちょっと残念でした。
ナンシー役のジェシカ・アルバがキレイでした!イライジャ・ウッドのケビンはホントに怖かったです(笑)
マニア向け
結構残酷シーンが多いので、苦手な人は観ないほうがよい。日本刀で彼を必死に援護して敵を殺す日本人っぽい女性がカッコよかった。この映画を観てよかった点は、それだけです。
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