スクール・オブ・ロックのレビュー・感想・評価
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観終わって心が温かくなる一本。
「ろくな奴じゃあなかったが 俺が消えてもロックしろ」と言う本作中の歌詞は、主人公・デューイの偽らざる心境の吐露ではなかったでしょうか。
しかし、生徒たちの心を溶かし、凝り固まっていた校長の心まで溶かしたのは、他ならぬ彼のロック魂であったことには疑いがありません。
コンテストでは優勝こそ逸したものの、ロッカー、ロックバンドとしての真の優劣を、観客席は、ちゃんと掴んでいたと言えないでしょうか。
そう思いました。評論子は。
その一点で、観終わって、気持ちがほんわか温かくなる一本と評することができると思います。
(追記)
細かいことですが、演出面では、最後の切迫した(?)シーンでは、場面の切り換えにドアの開け閉めが効果的に使われ、場面転換のテンポが、とても良かったのが印象的でした。評論子には。
<映画のことば>
「待って。入場券は?」
「息子が中にいるんだ。」
「入場券なしじゃあ、通せない。」
「危険人物が誘拐したんだ。」
「そりゃあ大変だ。早く入場券を。」
子どもたちに教えられる…
子どもたちにロックを教えるうちに、自分本位だった性格がチームをまとめることの大切さを学び、人として成長していく姿を描く。子どもたちも親や先生に言われたとおりにすることに窮屈さを感じていたが、ロックを通して生き生きとし、子供らしさを取り戻した。単純明快なストーリーだがジャック・ブラックの熱い演技が良かった。
大好きすぎて何回みたことか
何度見たかわからないくらい好きな映画。
気分を上げたくなると観ます。
絶対笑えて心が軽くなるから。
お利口セレブ校だからみんな習ってるのはクラッシックミュージックなのに、悪魔的なロックンロールをよく回る口と魅力でするっと子ども達に教え込むニセ教師。
やってることも言ってることもめちゃくちゃだけど、面白くて愛嬌があるから、みんな結局うまく丸め込まれてしまう。けど全然嫌な感じがない笑。
まあお利口さんばかりだから、先生に従順なので、言うこと聞いて上手く行ったのもあるかもだけど。
何よりジャック・ブラックが本当に面白くて目が離せない。
何やってても面白くてずっと笑える。
私もこんな先生に出会いたかった。
子ども達が彼に感化されてメキメキ演奏が上手くなるのと同時に心も解放されていく様子もよかった。
心がお疲れの方におすすめ。
これも映画館で観たかった映画の一つ。
It's groovy!
『価値観の押し付けは大変に良くない。』
『うるせー!』
人を乗せるのがうまいじゃん。
そんな奴だよ!最高な奴だ。
皆で先生やっつけて、トロッコでどこまでも行くって話思い出したよ。昔見た映画さ。
やっぱー、歌は魂だね!
音楽の歴史、ロックの歴史
ロックンロールとは、戦後、従来のクラシカルな音楽から脱却するために生まれた音楽だ
私立校に通う小学生たちは、親や教師のご都合主義に悩まされて自分自身の殻を破れないでいる、クラシカルな音楽のメタファーだ
一方、主人公は夢を諦めず、常にロックな生き方を選んでいるが世の中は簡単に変えられない、
だからこそ子供とバンドを組み、賞はもらえないがアンコールをもらって演奏する姿には強烈なカタルシスがある。
話の結末上、もやもやする点も多いが、ラストのエンドロールでメタフィクション構造にすることで全てが負に落ちる。
また個人的には、音楽が生まれる瞬間を描いている時点で大満足。
コーラスのトゥモローを歌っていた子と、にんじんくんが可愛すぎる。
子供が可愛い
子供だましのモンキービジネス!まともな奴はひとりもいねえぜ!! イェーイ、ロッケンロー❤️&✌️
臨時教師として名門学校に忍び込んだ落ちこぼれのロックンローラーが、生徒たちを巻き込んでロックバンドを結成し大騒動を巻き起こすというコメディー映画。
監督は『バッド・チューニング』『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』の、巨匠リチャード・リンクレイター。
主人公デューイ・フィンを演じるのは『マーズ・アタック!』『アイス・エイジ』のジャック・ブラック。
イェーイ✌︎('ω'✌︎ )
僕ロックンロール大好き😘
ということでこの映画も大好き( ✌︎'ω')✌︎
以上!
…という感じで特に言うべきこともない、ちょーベタなコメディ映画。
ダメなオッさんが先生として学校に潜り込り、なんやかんやで生徒たちの問題を解決すると言う『GTO』方式の作品。
後にキャストを一新してテレビドラマ化もされているが、たしかにこれはドラマにしたら面白くなりそうな映画だと思った。
日本でリメイクしても良さそう。
その時はサンボマスターの山口くんか、ホルモンの亮君を主人公にしちゃいましょう!
誰かこの企画進めてくんねーかな?
気になるところも無いではない。
「ギターは顔で弾く」とはいうものの、流石にジャック・ブラックの演技ウザすぎやしませんか、とかね。
あと、結局デューイがバンドの中心なんかい、とは思った。最終的には子供たち中心のバンドになる、じゃダメだったのだろうか?せっかくあの黒人の女の子が美声を披露したのだから、彼女がメインボーカルになればよかったのに。
最後までデューイがボーカル&リズムギターというバンドの中心だったことにはちょっと違和感があった。
たしかに両手を上げてサイコー!!とまではいかないが、それでもやっぱりとても楽しい良い映画でした❤️
この映画の何が良いって、デューイが割と最後までダメな大人のままだったこと。
ロックなんてとどのつまりは子供だましのモンキービジネ〜ス♫なんだから、成長とかそんなこととは無縁で結構!
『ビルとテッド』シリーズに通じるところのある、無責任な能天気さが心地良かったですな。
アンガス・ヤングのような半ズボンと、キース・ムーンのようなウザさを兼ね備えた男、デューイ・フィン。はっきり言ってほぼジャック・ブラック本人そのもの。
彼の陽気なキャラクターもGOOD(ちょいうざいけどね)👍
彼の何が良いって、ロックンローラーでありながら女や酒やクスリに溺れていないところ。
社会的にはダメ人間なんだけども、彼はただただロックのことが好きで好きでしょうがない人であり、ありきたりな「堕落したロッカー」というイメージとは違う描き方をしているところが良いのです。
「酒やハッパをやることがロックなんじゃない。俺たちは真剣に音楽をやっているんだ!」という言葉はサイコーにCOOLだと思います。確かジャック・ホワイトも似たようなことを言っていたような…。
ジャック・ブラックとジャック・ホワイト、バンド組んだら面白そうだな…と思っていたら、この2人コラボしてたんすね〜。考えることはみんな一緒ね。
ロック好きによる、ロック好きのための、ロック愛に溢れたロック・ムービー🎸♫♪♩
『ムジカ・ピッコリーノ』とか、NHK教育テレビにも大きな影響を与えたに違いない、純度100%のファミリー映画です!
イェーイロックンロール✌️&❤️
ロックのカッコよさと笑いがあって面白かった!
歌って踊って子供を扇動する腹肉が狂奔する
子どもたちの演奏テクニックに感心
ベタだけどやっぱり泣けちゃう映画
破天荒なロッカー教師
【”お堅い校則なんて、ロックンロールで吹き飛ばせ!”お堅い学園にやって来た”訳あり先生”が子供たちに、自由とロックの楽しさを伝える作品。70年代ロック、テンコ盛り作品でもある。】
ー ドゥーイ(ジャック・ブラック)は自分が結成したロックバンドを首になり、更にお人よしの同居人ネッドからも、家賃滞納のため出て行ってくれ・・、と言われる始末。
だが、ある日、”ホレス・グリーン学園”というお堅い小学校から、臨時教員の話がネッドに掛かってきて、ドゥーイは、ネッドになりすまし、臨時教員に。
学校に行くと、規則で縛られた精気の無い子供たちが待っていた・・。-
◆感想
・最初は、ドゥーイを怪しいおじさんと思っていた子供たちが、徐々に彼のロックに対する熱い思いに感化されて行く姿。
・ドゥーイも子供たちの個性をキチンと見出し、敵役を割り振って行く。
- 歌声が素晴しい少し太めの黒人の女の子に彼が言った言葉。
”ダイエットなんか、必要ない!君の素晴らしい声が有れば、君はスターだ!”
・お堅く見えた、”ホレス・グリーン学園”の女性校長先生も、スティービー・ニックスの大ファンで・・。
- ここは、是非歌が聴きたかったなあ・・。-
・ドゥーイも子供たちに”教材”として渡す、70年代ロックのCDの数々。
ピンク・フロイド、イエス・・・。
<”スクール・オブ・ロック”と命名したロックバンドで、ドゥーイと子供たちが、”バトル・オブ・ザ・バンド”で、校長先生や、懐疑的だった親御さんたちの前で、披露したロックンロール。
ドゥーイはAC/DCのアンガス・ヤングの様な、短パン背広姿でギターをかき鳴らし、メガネ君はキーボードを華麗に披露。ヤンチャだった男の子は、髪をパンクロッカー風に逆立て、激しいドラミングを披露する。
そして、やまないアンコールの声。
子供たちが、厳しい校則から、自由とロックの楽しさを体感した瞬間であった。
リチャード・リンクレイター監督制作の、痛快なロックンロールムービーである。
お約束の映画だけど好き
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