「鼻もちならない」ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
鼻もちならない
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苦労もなく才能や財力、センスに恵まれて、一般人を見下ろして、だけど一体なぜ僕は幸せじゃないんだろう、家族は仲悪いし、というような鼻もちならなさしか感じられない。
そのくせまったりしていて退屈だ。高級で絵のようなかっこいいセンスの場面を見せられる度に「お前はダサいよな」と蔑まされている感じがして、やっぱり大っ嫌いだった。これまで『ライフ・アクアテック』『ダージリン急行』『天才マックスの冒険』『Mr.フォックス』など見てしまったのだが、どれも鼻もちならず大嫌いだった。この人の映画二度と見ない。一番嫌いな監督だ。
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