Ray レイのレビュー・感想・評価
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魂が宿った作品‼️
多分この作品におけるジェイミー・フォックスのレイ・チャールズは、伝記映画における最高の演技だと思います‼️もうホントにどっから見てもレイ・チャールズにしか見えない‼️魂の名演ですね‼️バスから降り立った瞬間から、R&Bやジャズの名門レーベルであるアトランティックでの草分けとしての時代までを描き、ソウルの神様としてだけではなく、プレイボーイとしての一面や薬物中毒、ビジネスマンとしての厳しい顔も描いていて、ドラマ的にもかなり深いです‼️それでも見せ場はやはり圧巻のライブシーンで、レイと彼のバンドがコンサートで演奏する「ホワッド・アイ・セイ」はホントに素晴らしいですね‼️観終わった後にサントラ聴きたくなるし、他のアルバムも聴きたくなってくる秀作ですね‼️
ジェイミー・フォックスの演技は圧巻
DVDを見るまでのレイ・チャールズのイメージ
ソウルの神様。
そして、聖人。
DVDで見たレイ・チャールズ
女ったらし(しかもかなりの)。
重度のジャンキー。
でもやっぱり天才。
そして、頭が切れる。
目が見えないことをコンプレックスにさせなかったお母さんの強さが彼の人生を作ったのだと思う。
そして、旦那がどんなに家に帰ってこなくても、愛人とその子供の存在を知っていても、妻であり続け、彼に薬を絶つよう迫った奥さんもかっこいい。
この女性二人が印象的だったなぁ。
身内に麻薬中毒者ばいれば良かったのでは!!
出だしで搾取を覆し、掴みはOKでした。「自分で生計を立てる」、「搾取はされない」、「自分の音楽をやる」という強い意志を感じ、後は自分の中にあるものをアウトプットし続けるだけなので、目が見えない事は、成功にはあまり関係が無い気がしました。成功し、中盤は仕事も勢いに乗り、ドラッグと女で生活が荒れて行く様は伝記ものの定番でしたが、レイに意図的にヘロインを供給し金を吸い上げ続けた者は描かれていないと思いました。母が毒親と真逆なのが良かったですが、身内に麻薬中毒者がいれば、こうはならなかったのかと思ってしまいます。長いので集中力が途切れやすかったですし、親友がおらず、あまり幸せそうでないのも寂しかったです。
素晴らしかった
セックス、ドラッグ、ソウルミュージックといった趣で、レイ・チャールズがミュージシャンとして素晴らしく、人間としてゲスで大変よかった。人間性と才能を同時に立派でなければならないという最近の風潮には本当に辟易する。
特に音楽が素晴らしく、愛人との感情のもつれをそのままレコーディングに持ち込んだ『ヒット・ザ・ロード・ジャック』は特に愛人のコーラスにドスが効いていてかっこよかった。
伝記映画は人生の春夏秋冬を描き、特に故人の場合は冬が物語の終盤になり、ドラマの基本線である起承転結と食い違う。この映画もクライマックスのドラマはヘロンイン中毒からの回復という音楽的に盛り上がらない展開でその後も、よかったねという感じのまま終わった。最後にガツンとライブシーンで盛り上がって景気よく終わって欲しかった。
同時期に生きたもう一人の天才盲人ミュージシャンであるスティービーワンダーのことはどう思っていたのだろう。次世代のジョージクリントンやスライなどをどう思っていたのか気になった。
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