劇場公開日 2002年10月5日

「ギャング映画と見せかけた父と息子のホームドラマ」ロード・トゥ・パーディション Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ギャング映画と見せかけた父と息子のホームドラマ

2021年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ギャング映画と思ったらホームドラマ。殺害シーンで意図的に撃たれる人を映像に映さないサム・メンデス監督の演出の拘り。トム・ハンクスのいつもの個性。父と息子の逃走劇。これまでのマフィアの世界観とは趣を異にする。以前通りのアクションや迫力を期待すると肩透かしを食らうだろうが、これはこれでいい。但し、77歳のポール・ニューマンのマフィアのボス役はいいとして、役柄の扱い方が気に食わない。名優に対するリスペクトが足りない。

Gustav