「I'm glad that's you. サム・メンデスが描く美しすぎるギャング映画」ロード・トゥ・パーディション アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I'm glad that's you. サム・メンデスが描く美しすぎるギャング映画
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ギャング映画に美しいという表現は正しいかどうかわかりませんが、それでもこの映画は美しい。そういう気持ちにさせてくれる作品です。原作はアメコミっというのが信じられない!!
最後雨の中、自分を殺しに来たトム・ハンクスに向かってポール・ニューマンが「お前で良かった」というセリフにギャングの世界で生きてきた男を感じました。泣きそうな顔をしながら引き金を引くサリヴァン、心に残るシーンです。
ジュード・ロウの演じる殺し屋が不気味過ぎます。その存在感が半端ないです。そしてダメ息子を演じているのが007前のダニエル・クレイグ!!この映画で観ると演技の上手さを感じる事ができました。
なんだかんだと汚れた仕事を請け負ってきたサリヴァン、最後はああなるしかなかったのでしょう。
単なる暴力的なギャング映画とは一線をかす美しいギャング映画。是非多くの人に見てもらいたいもんです。
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