「ひとつひとつが物足りないまま終わる」パニック・ルーム 圧倒的まきちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとつひとつが物足りないまま終わる
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人によっては面白いと思えるはず。
一緒に見た友達は、絶賛はないまでも酷く貶すわけでもなかった。ただ私は合わなかった。
なぜか安く手に入った広い家で、不器用な親子が暮らし始めた初日に強盗が押し入る。
なぜか強盗は2人のはずが3人に増えていて、、、と意味のない謎が増えていくばかり。
ジョディフォスターが頑張っていなかったらレビューすら書かなかったであろうつまらなさだった。
親子愛を説くのはなぜか強盗側。もう1人は凶暴なだけで、マスク以外なんの魅力もない。
結局主人公は強盗なのかと思うくらい、ワクワクするのはキレ者の強盗のアイデアだけ。
それもこれも周りがバカなせいで失敗に終わる。
警官を呼んでからとりあえず先に来る夫がボコられるのも芸がないし、その呼ばれた警官も賢いけど遅い。遅すぎる。
銀行の債券が風に飛んでいくのも本当に面白くない。黒人の保釈金でも積んで欲しかった。クソ野郎でも親子の命の恩人なのにラストでは何も触れられず、ただ親子が新しい家を探している。は?
親子がトラブルを呼び込む悪魔的な存在なのかと疑ってしまうような、最悪の終わり方だった。
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