オペラ座の怪人のレビュー・感想・評価
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名曲たる音楽の素晴らしさ
音楽が素晴らしかったです。
初めて海外のオペラ座でオペラを鑑賞した作品。
今作ではない映画のオペラ座の怪人を30年近く前に観ましたが、話の大筋しか覚えておらず、最後がどうなったか思い出せず鑑賞。
昔はオペラ座の怪人がミステリアスで、魅力的に思えていた記憶がありますが…。
今見ると「ストーカーって昔からいたのね。」という味も素っ気もない感想になってしまう、、、。
ヒロインの心の動きもよくわからない。本命の彼氏がいるなら、迷うな!!と思ってしまい、感情移入できせんで、ヒロインにイラ〜っとしてしまいました。
シラノ・ド・ベルジュラックと話が混同してしまっていたようで、怪人が実はいい人だったような気がしていましたが違ってました…。
顔のことは同情はしますが、それと愛を混同してしまうものなのか…、難しいな、と思いました。
それでも久しぶりに聴く『オペラ座の怪人』の音楽は素晴らしく、歌声がしみて気持ちが上がりました。色んな曲を結構覚えてるものだなぁ、と懐かしくもなりました。
また、完璧な音響の劇場で本場のオペラを鑑賞したくなりました。
映画ならではの豪華絢爛、美麗なステージセット、大作アクション映画も手がけたジョエル・シュマッカ―監督の冴えのあるアクション演出など、もともとのミュージカルの魅力をさらに深化させていますね。
ミュージカル映画の金字塔『オペラ座の怪人』が公開20年記念として4Kデジタルリマスター版としてリバイバル上映。新文芸坐さんにて鑑賞。
『オペラ座の怪人』(2004年/141分)
お恥ずかしい話ですが、これだけのミュージカル映画の金字塔にも関わらず、公開20年目にしてようやく初鑑賞。
高校時代にたまたま深夜に放送されたロック版『オペラ座の怪人』ともいわれるブライアン・デ・パルマ監督初期傑作『ファントム・オブ・パラダイス』(1974)にすっかり魅了されたのですが、原典にあたる本作は『ファントム~』に類する作品かと鑑賞をスルー、サボっておりました。
古典の名作だけに本作以外にも『エルム街の悪夢』のロバート・イングランドがファントム演じた作品やイタリアホラー界の巨匠ダリオ・アルジェント版などホラー要素の強い作品が多いのですが、本作は『エビータ』『キャッツ』で有名な作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー版のミュージカルがベース。
異形な姿のファントム(演:ジェラルド・バトラー)と若き美しいオペラ歌手・クリスティーナ、彼女の幼なじみの子爵・ラウルとのホラー要素を排した切ない三角関係を軸に、「マスカレード」など耳馴染みのあるミュージカルナンバー、映画ならではの豪華絢爛、美麗なステージセット、『バットマン フォーエヴァー』(1995)、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)なども大作アクション映画も手がけたジョエル・シュマッカ―監督の冴えのあるアクション演出など、もともとのミュージカルの魅力をさらに深化させていますね。
『300<スリーハンドレッド>』(2006)、『エンド・オブ・ホワイトハウス』(2013)、『ハンターキラー 潜航せよ』(2019)などのアクション映画の連続出演で、今ではすっかりゴリゴリマッチョな肉体派アクションスターとして名声を誇るジェラルド・バトラーが、本作でファントムの難しい楽曲を歌いあげたことは賛嘆、印象が変わりましたね。
1870年へのフラッシュバックシーンはまさに圧巻
本作以前の「オペラ座の怪人」を30年以上も前に観て、あまり好みではなかった記憶がうっすらと残っていたため、本作は付かず離れず観送ってきたのだが、4Kデジタルリマスター版がアマプラに流れてきたのを機に鑑賞。
やはり音楽と映像は良い。特に本作主題曲をバックに1919年から1870年へ大きなシャンデリアや色合いを復活させながらのフラッシュバック劇はまさに圧巻。100回観ても飽きないのではないかと思うほどの名シーンだ。
ただしその後は、主題曲が流れるシーンはその都度それなりに盛り上がれるものの、それ以外はいたってシンプル。結構まったりした展開に少し眠気にすら誘われる。
決してつまらない作品ではないのだが、アカデミー賞でもあまりメジャーでないほうの3部門にノミネートのみという評価も、何となくうなづけるといったところだろうか。
史上最高の冒頭
有名だから観たけど歌が上手いのと女優がかわいいだけだった 世紀レベ...
あのパイプオルガンの音色だけで
オペラ座の怪人 音楽 だけで 楽しい作品
オペラ座の怪人 4k デジタル
神戸市内にある映画館 OSシネマズミント神戸にて鑑賞 2024年7月4日(木)
パンフレット入手
日本ではミュージカルとして劇団四季、宝塚歌劇団で演じられた作品
Story
1919年パリ ドラマは過去へとタイムスリップを始める
かつては豪華絢爛だったパリ・オペラ座。その栄華を偲ぶ品々が、廃墟となった劇場で、オークションにかけられていた。そこには老紳士ラウル・シャニュイ子爵(パトリック・ウィルソン)と年老いたバレエ教師マダム・ジリー(ミランダ・リチャードソン)の姿があった。やがて、謎の惨劇に関わったとされるシャンデリアが紹介され、ベールが取り払われると、ふたりは悲劇の幕開けとなった1870年代へと一気に引き戻される。
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1870年代 パリ オペラ座では奇怪な事件が続いていた。
オペラ「ハンニバル」のリハーサル中、プリマドンナのカルロッタ(ミニー・ドライバー)の頭上に背景幕が落下した。腹を立てたカルロッタは役を降板。代役を勤めたのはバレエダンサーのクリスティーヌ(エミー・ロッサム)だった。喝采を浴びた彼女は、幼馴染のラウル(パトリック・ウィルソン)と再会。だがその喜びも束の間、仮面を被った謎の怪人・ファントム(ジェラルド・バトラー)に、オペラ座の地下深くへと連れ去られてしまう。-------------------------
地下の迷宮。そこには怪人の憎しみと哀しみがあった
クリスティーヌはファントムを亡き父親が授けてくれた《音楽の天使》だと信じていたが、地下の隠れ家で仮面を剥ぎ、その正体を知ってしまう。同時に彼の孤独な心と自分に対する憧れにも気づくのだった。そのころ、オペラ座の支配人たちはオペラ「イル・ムート」の主役にクリスティーヌを据えよというファントムからの脅迫状を受け取っていた。その要求を無視して、カルロッタを主役に立てた舞台は大混乱。遂に殺人事件が起きてしまう。
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オペラ座の屋上。ふたりは永遠の愛を誓う
恐怖にかられたクリスティーヌは、ラウルにファントムの正体を打ち明ける。クリスティーヌを優しく抱くラウル。愛を確かめ合うふたりを、ファントムは怒りと哀しみの目で見つめていた。大晦日、仮面舞踏会で婚約の喜びに浸るクリスティーヌとラウルの前にファントムは、自作の新作オペラ「勝利のドン・ファン」を持って現れる。ファントムを追って迷宮に迷い込むラウル。それを助けたマダム・ジリー(ミランダ・リチャードソン)は、ファントムの暗い過去を語るのだった。
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「勝利のドン・ファン」初日 惨劇はその日に起きた
《音楽の天使》への思慕にかられたクリスティーヌは、亡き父の墓地に向かう。心配して後を追ってきたラウルは、潜んでいたファントムと決闘になるが、ファントムにとどめを刺そうとするラウルを止めたのはクリスティーヌだった。「勝利のドン・ファン」初日、厳重な厳戒態勢の中で大胆にも主役に成り代わり、クリスティーヌとデュエットする。舞台で仮面を剥ぐ取るクリスティーヌ。怒ったファントムはシャンデリアを客席に突き落として、クリスティーヌを再びさらう。消えた2人を探すラウルは、やっとの思いで地下の隠れ家にたどり着く
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しかしファントムの縄に首を取られてしまう。ファントムは「ここで私と暮らせばラウルは助けるが、私を拒めば彼を殺す」とクリスティーヌを脅す。クリスティーヌは、自分の愛で彼が救われるならばとキスを送る。ファントムはクリスティーヌとラウルを開放する。そしてファントムは、誰にも見つからない影の世界に姿を消すのであった。
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再び1919年、ラウルはクリスティーヌの墓を参る。
そこには姿を消したはずのファントムが置いたばかりだと思われる一輪の薔薇が供えられていたことにラウルは気づく。
ジョエル・シュマッカー 監督
アンドリュー・ロイド=ウェバー 制作
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感想
作品自体がひとつの「オペラ」になっていて、セリフもすべて歌になっている。
歌ばかりですごく豪華で華やかな作品と感じました。感動
文句なし!ミュージカル映画の最高峰
以前、観た映画だったが記憶になくたまたま
時間があったので観る事ができた。
素晴らしい作品だった。これぞミュージカル映画の最高峰。
クリスティーヌ、ファントム、ラウルの三角関係も複雑で駆け引きも印象に残った。
洋画もまだまだ面白い。
映画館で観るチャンスがある方、配信でも構わない方はぜひおすすめします。
ミュージカルも良いが、映画も良い
19世紀のパリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる怪事件が続いていた。リハーサル中に起こった事故をきっかけにプリマドンナの代役を務めることになったクリスティーヌは、初主演となったその舞台で喝采を浴び、幼なじみの青年貴族ラウルとも再会を果たした。クリスティーヌの才能を見抜いていたファントムは、彼女に音楽の手ほどきをし、プリマドンナへと成長させた。ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心をひかれていくクリスティーヌだったが、ある時、ファントムの仮面の下の顔を見て・・・さてどうなる、という話。
2001年公開作品らしいが、20周年記念の4Kデジタルリマスター版で鑑賞。
ファントム役のジェラルド・バトラー、クリスティーヌ役のエミー・ロッサムとも本人が歌っていたようで、歌声は素晴らしかった。
個人的にはカルロッタ役のミニー・ドライバーの声質が好きだった。
スワロフスキー製のシャンデリアや豪華絢爛な美術と衣装も目の保養になった。
劇団四季のミュージカルとはまた違った良さを堪能させてもらった。
音楽の授業以来の鑑賞
20周年のデジタルリマスター版
感情移入できるかが問題です
劇団四季で初めてオペラ座の怪人を観劇し、
物語を理解するのに一生懸命で感情移入が出来ず、
横ですすり泣く観客の声で「ここが感動のシーンだったのか」と取り残されたのを覚えています。
それからオペラ座の怪人にハマり
映画版の再上映が決定したということで、
立川シネマシティの極音で鑑賞してきました。
やはり美しい。
ファントムとラウルがイケメンすぎて選べない。笑
できることならどちらも選びたい!!
映画では舞台で描かれていない部分が知れて新たな発見もありました。
白黒場面から鮮やかな色使いへと切り替わり
息を吹き返したシャンデリアと同じように、
文字通り色をとりもどしていく場面。
あぁ、やはりオペラ座の怪人が好きだなぁと感じました!
オペラ座の怪人を一度見て
「よく分からなかった」からと諦めてほしくないなぁ。
だって私もそうでしたから…
ストーリーを理解して、
感情移入できてしまえば…
もうオペラ座の怪人の虜になるはずです。
仮面では隠せないもの。
公開20周年記念のリバイバル上映。こうしてまた映画館で観ることができて幸せです。大好きです。
豪華絢爛で美しい舞台美術、衣装、禍々しくも儚いストーリー、そして何より吹き替えなしで挑んだファントム、クリスティーヌ、ラウルの歌唱シーンが圧巻です。オペラハウスの地下に潜む仮面の男は狂った人殺しか、はたまた一人の少女をプリマドンナへと導く音楽の天使か。
地獄のかまどで焼かれながらも天国に憧れ美しい音楽を生み出すファントム。その反面運命を呪い、自分を排除した他者へ対する憎悪の炎を燃え上がらせる。モノクロから始まる物語がシャンデリアによって時代を遡り色鮮やかな音楽の世界へと誘われてゆく。そして最後は真っ赤な一輪の薔薇で締めくくる。完璧!ラストシーンの切なさにまた泣いてしまいました。
やはりミュージカルは苦手…
片側マスク
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