「踊る大捜査線の劇場版を観て。」踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
踊る大捜査線の劇場版を観て。
10月11日公開の「室井慎次 敗れざる者」を観るために、
「容疑者 室井慎次」をまず観ました。
劇場版も観ようと3作目の「レインボーブリッジを閉鎖せよ」を
観ました。
そして「ファイナル新なる希望」も観ました。
この映画は観客動員1260万人、
興行収入173・5億件で実写映画の動員及び興行収入の
ダントツ一位のお化け映画であるそうだ。
また、
途中で小泉今日子演じる猟奇殺人犯の娘役の福本莉子が、
新作映画の殺人事件のとっかかりであることを知る。
それならば小泉今日子の出番を見なければならない。
という訳でマンマとフジテレビの戦術にハマって、劇場版の1、2
そして4の3本を観ることになった。
熱血巡査部長の青島(織田裕二)は、新作には出演しないらしい。
室井慎次が主演ということは、警察の上下命令系統や歪み、
シリアスな犯罪ドラマが期待出来る。
青島が出ないから、すみれ(深津絵里)も当然出ないのだろう。
すみれはとても魅力的だったので残念です。
「レインボーブリッジを封鎖せよ」で指揮をとり、高圧的キャラで
素晴らしい憎まれ役になった真矢みき、
このインパクのあるキャラは必須でしょう。
「ファイナル新なる希望」
警察内部の犯す殺人事件をテーマにしている。
スピンオフ含めて4作の劇場版を観て、
警察庁と警視庁のお偉方が、天井の高い会議室で大きな円卓を
囲んで話し合っている「円卓会議」
最後の審判、のようで、
その中身は“保身だったり“
室井慎次に責任を押し付けたり、ポストの取り合い、などの
汚い話し合いが殆ど。
警察上層部への印象はかなり厳しい。
踊る捜査戦はコミカル担当の青島の好印象が魅力だった。
その点で堅物で真面目キャラの室井慎次。
青島抜きの良い点、悪い点が吉と出るか!!
脚本の君塚良一、監督の本広克行。
満を持しての「踊る大捜査線」再始動。
期待は次第に高まっています。