ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女のレビュー・感想・評価
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色々と思い出があります。
王子の映画館で見たように思います。
吹き替え版です。
けれどもまったくと言っていいほど覚えてません。
印象に残っているのは、女王の顔がとても綺麗な人だったことと
ビーバーが可愛かったことくらい。
洋服かけの奥が異世界に繋がっているというのも覚えてます。
ワルい映画とは思えませんが、いい映画だった記憶もそれほどない。
映像が綺麗だったというのはおぼえてますが、内容まで思い出せない。
どこかへ向かわなきゃいけなくなったのはなんとなく思い出しましたが、それだけ。
個人的にも色々とあった時期に見た映画だったので、記憶が曖昧です。
映像の良さと比較して物語性の稚拙さ
総合:60点
ストーリー: 45
キャスト: 60
演出: 60
ビジュアル: 90
音楽: 75
質の高いCG映像と衣装はかなり素晴らしい。
その一方で物語は子供向けファンタジーそのもので、設定や物語の流れには納得のいかないものばかりで突っ込みどころが多い。この点に関してはもうさんざん書き尽くされているようなのであえていちいち指摘しません。
それと映像は素晴らしいと書いたが、戦闘や格闘の演出はチャンバラ程度のものです。軍事や格闘技に詳しいものから見ればたいしたことがなく、このあたりもやはり所詮は子供向け作品といった程度。
以上の点から、個人的には映像の質感の高さと迫力を考慮したとしても、それでもまだ正直この作品が総合的に面白かったとはいいきれない。
でもそれだからこそ子供にはかなり受けるかもしれない。映画の物語や設定にこだわりがなく映像がよければいいとかファンタジーを楽しみたいと言う人にもお勧めです。
原作どおりの世界観に満足できれば
原作者が「指輪物語」のトールキンと交流があり、同じく英国ファンタジーの傑作と称されていること、撮影がニュージーランドで行われたこと、特殊造形をWETAが手がけたことなど、なにかと『ロード・オブ・ザ・リング』との共通が多いので、比較は避けられないと思うんだけど、やはりあちらに比べてこちらは子ども向け。主人公が子どもなので戦闘シーンにも迫力がないし(もともとそういう話じゃないが)。原作のファンで、その世界がそのままイメージどおりに映像化されていることに感動することができれば、それはそれでOKなんだけど、そういう部分がない限り、あまり楽しめなかったかも。
個人的には映像が妙に明るすぎたのが気になった。最近の流れなら、もう少しダークなトーンでもいいのに(それこそ『ハリポタ』みたいに)。これまた『LOTR』と比べてしまって申し訳ないが、例えば登場人物や小道具の“汚れ”ひとつもないと、いかにも作り物感を感じてしまって入り込めない。
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