劇場公開日 2004年1月10日

「一つひとつのことが」ミスティック・リバー いずちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0一つひとつのことが

2018年9月14日
iPhoneアプリから投稿

さすがクリント・イーストウッド。
観終わった後、しばらくは心が映画の中に引き込まれてしまう。

「あの時そうしていれば…」
「もし、〜していなかったら…」
一つひとつの選択が、運命の歯車を狂わしていく。狂わされていく。

子どもの頃は仲良く遊んでいた3人。ある出来事のせいでバラバラになり、何十年後かにはお互いが全く違う立場となって再会するなんて、誰が予想しただろうか。

さっきまで隣を歩いていたのに、気がつけば隣にはもう誰もいなくなっている。
人生なんて、一瞬にして何もかもが変わってしまうのだと怖くなった。

運命はあまりにも非情で残酷である。

いずちゃん