「一つひとつのことが」ミスティック・リバー いずちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
一つひとつのことが
さすがクリント・イーストウッド。
観終わった後、しばらくは心が映画の中に引き込まれてしまう。
「あの時そうしていれば…」
「もし、〜していなかったら…」
一つひとつの選択が、運命の歯車を狂わしていく。狂わされていく。
子どもの頃は仲良く遊んでいた3人。ある出来事のせいでバラバラになり、何十年後かにはお互いが全く違う立場となって再会するなんて、誰が予想しただろうか。
さっきまで隣を歩いていたのに、気がつけば隣にはもう誰もいなくなっている。
人生なんて、一瞬にして何もかもが変わってしまうのだと怖くなった。
運命はあまりにも非情で残酷である。
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