蟲師のレビュー・感想・評価
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蟲師とは別物
蟲師は好きでアニメの作品は 特別編も含めてほとんど視たが、
この映画は、元々の作品にあった「切なさ」「虚しさ」「悲しさ」や
その中にも後味の「安堵感」などの『良さ』がない。
本作品は「悲しさ」がテーマとして扱われるているが、元のギンコの
エピソードにあった「もの悲しさ」を、「禍々しさ」満載のホラーに
置き換えてしまっていて、作品を損なっている。
オダギリジョーの雰囲気がギンコにピッタリだったので、本当に残念。
脚本家は、原作の良さを全く理解していなかったのだろうか。
それともいつも映画をダメにする制作委員会の仕業だろうか。
役者の才能も、金も本当にもったいない。
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そこそこ楽しめたけど、大して面白いわけでも…
もったいない(つД`)ノ
ストーリーより、世界観を楽しむファンタジー
ストーリーは、一応、起承転結はありますが、大きなどんでん返しがあるわけでもなく、強いメッセージがあるわけでもないと思います。
たぶん、ストーリーより、世界観を楽しむファンタジーなのだと思います。
その割に、“蟲”って(映像化されたものを見ると特に)、「もののけ姫」の“もののけ”とちょっとイメージがダブって、必ずしもオリジナリティは感じませんでした。
100年前という時代設定もちょっと無理があるような気がしてしまいました。1907年は明治40年ですからね。ちょっと違和感。
俳優の演技はなかなかよかったと思いますが、オダギリジョーは、どうしても現代人に見えてしまいました。
蒼井優の笑顔は、蟲師としては屈託が無さ過ぎのような気がしました。
大森南朋はよかったと思います。
…と、これだけケチつけておきながら、全体としては、結構好きな雰囲気でした。
良く分からない
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