「負の連鎖…」ミュンヘン KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
負の連鎖…
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3度目の鑑賞。前半はテロへの復讐で一人一人暗殺していくイスラエル側の視点で描かれる。しかし、後半は暗殺していくうちに仲間も殺され、終わりのない戦いに苛まされていく。そう、復讐は復讐を呼び、何のために殺していくのか、果たしてそれは国のための正義なのか。国は守ってくれるのか。いや、方や国もなく、追い出され、建国することを夢見ている。国って何なのか。イスラエル、パレスチナ、正悪で描かれず、それをユダヤ系アメリカ人であるスピルバーグが描いているのが凄い。全編にわたり緊張感があった。
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